去年の夏は大人気ドラマVIVANTもあり、モンゴルの美しい景色が地上波でも流れた。
今年あたり、モンゴルを訪れたいと思っている人も多いのではないだろうか。
去年、僕は当時婚約者のマオ氏とモンゴルでの乗馬ツアー(4泊5日)参加したが、非常におすすめな内容だったので、レビューと説明をしておこうと思う。
もし参加を検討している人がいれば参考になれば幸いだ。
◎ツアー申込先
ツォクトモンゴル乗馬ツアー
上記リンクからHPに飛べる。予約はメールで行いました。
自分たちの用意できる日程と申し込みたいツアー内容を記載したメールを送ると、担当者から次の日には連絡が返ってきた。
このメール含め、ツアー中のやり取りは全て日本語でできるため安心して欲しい。
僕達が申し込んだのは星空乗馬ツアー。
月の条件を見ながら日程を決めたことで、夜には空一面の星空を楽しむことができた。
◎料金
規定の料金が決まっており、オプションや時期によって少し変動がある。
申し込み完了の前に見積もりを確認できるので、詳細を聞いてみると良い。
僕達の場合は、4泊5日のツアーで、繁忙期手当がついて130,000円/人。
但し、日程を他のツアーグループに合わせたため値引きになり、最終120,000円になった。20,000円を前金として支払い、ツアー当日現地で残りの100,000を現金で支払う。これは円決済で行いました。
航空券は上記価格には入っていないので、トータルでいうと22〜3万円だったと思う。
ツアー内では基本的にお金はかからないが、ビールやお酒、飲み物類は追加で購入できる。
全て日本円決済可能のため、ツアー参加するだけなら現地通貨のモンゴルトゥグルグを持つ必要はない。
◎日程
関空からは週に2回直行便が飛んでいます。
ツアーによって異なるが、僕達の場合は以下の通り。
0日目 関空発、夜ウランバートル着(空港近くのホテルに宿泊)
1日目 ウランバートル市内ピックアップ、ツーリストゲル移動、受付
2日目 乗馬練習、ツアー開始、キャンプ泊
3日目 ツアー、キャンプ泊
4日目 ツアー、ツーリストゲル泊
5日目 空港送迎
1日目は飛行機の都合上時間が余ったため、ウランバートル市内観光を行い、その後日本大使館前でピックアップしてもらった。
ウランバートル市内は見所が分散しているので、タクシー使ったほうが吉です。
ちなみに、交通マナーは僕の住んでいる堺市の100倍悪い。
◎食事
1日ご飯は3食出るため、1日目の夜と5日目の朝含め、11食出る。
量は申し分なく、人より沢山食べる僕でも腹パンになるくらい出てくるのでご安心を。
注意して欲しいのは、羊肉と馬乳酒について。
これはモンゴルの料理全てに言えることだが、全てが暴力的な羊肉味に汚染されているため、苦手な人は要注意。普通にジンギスカン好きな僕も、途中ダウンしそうになった。
あとは、ツアーの途中で遊牧民のゲルに寄って振る舞われる馬乳酒。
これはカルピスの祖先とも言われている乳酸菌飲料らしいが、飲み過ぎるとお腹が爆発します。マジで。飲む方は自己責任で、どうぞ。
心配な人は正露丸を買っていくといいと思う。空港でも売ってるし、効きも早い。
(僕は二日ほど爆発したままでした。)
◎宿泊場所
キャンプとツーリストゲルの2種類あります。
キャンプは草原の中にテントを張り、寝袋で宿泊します。
テントや寝具の必要なものは全て車で運んでくれるため、特に必要なものはありませんが、お風呂、シャワーは一切ありません。
乾燥してるからそこまで必要とも感じないかもしれませんが、携帯用化粧落としとウェットシートを持って行くとテントの中でスッキリできるので吉です。
ツーリストゲルは宿泊場所がゲルになっており、wifi、シャワー、トイレが付いています。
ゲルの中には暖炉もあり、非常に居心地が良い。特に申し分のない設備でした。
◎持ち物
HPにも記載しているが、基本的にはキャンプ泊できる持ち物を宿泊数分持っていけば良い。
その中でも、持っていって役立ったものを以下に記載します。
・日焼け止め、サングラス、帽子、UPF記載の衣服
全て日焼け止め対策。モンゴルは草原が広がっておりそこを馬で走るわけだが、日陰は少ないので常にレーザービームのような太陽光を浴び続ける。
肌が弱い人は、絶対の対策を行った方が良い。特に忘れがちなのが首と唇。
パキパキに割れ悲惨なことになります。
・自転車用パッド
馬の背骨は想像以上に硬く、背中に乗っていると非常にお尻が痛くなってくる。
安物でも良いので、自転車用のサイクリングパッドがあるとだいぶ楽になる。
僕が持って行ったのはfinetrackのオールロードショーツ。
パンツ型サイクリングパッドで、パッド以外がメッシュになっているので洗っても乾きやすい。
・薬系
やはり海外なので、日本から持って行った方が無難。
あってよかったのは整腸剤と軟膏です。
現地で羊肉と馬乳酒の暴力から救ってくれたのは正露丸とビオフェルミン、乗馬中の摩擦でただれたお尻を救ってくれたのは擦り傷系に効く軟膏でした。
・ドライシャンプー
乾燥しているとはいえ、何日もシャワーしていないと少し気持ちが悪いため、ドライシャンプーがあると超便利。僕たちの時は他に持ってきている人がいなかったため、大人気でした。
同時に、ウェットティッシュがあると体もふけるほか、青空トイレではウォシュレットの代わりになります。
最後に
乗馬ツアーは想像していた以上に感動があり、今でも思い返す情景が多い。
特に大草原の中を馬の背中に揺られて進むあの光景はなんとも変え難いものです。
この記事を読んでくれた方が少しでも乗馬ツアーやモンゴルに興味を持ってくれると嬉しい。
当時の様子等、赤裸々にそのまま記事に書いていますので、よかったらそちらもどうぞ。