昨日の夜実はゲーム大会がロッジであったらしいんですが、見事に寝落ちをキめ11時間睡眠しました。寝る子は育つ。おはようございますやしまるです。
グランドキャニオンはリム付近(観光地の所)は標高2000mある高原地帯なんですが、谷底は標高700mの砂漠気候なので、朝は暖かいです。
最近はいつも日光浴しないと動けなかったので、この気候はありがたい。といっても、日が差してくると今度は激暑なのでさっさとテントを片付け、ご飯を食べて出発。
7:00 行動開始 Bright Angel Trail
朝日が岩肌をてらし、それがコロラド川に反射して綺麗に見えます。
渓谷内の岩肌は赤いんですが、この時間帯の日光に当たると本当に金色に輝くんです。すげえ。
7:40 river resthouse
ここまではほぼ平坦なので順調。キャンプしてた半分近くの人が6:30ごろには出発してて、混雑するかと思ってたんですが、案外すんなり進めました。
ここから渓谷内に入っていきます。
下から見るグランドキャニオンは、渓谷というより山脈!本当に川が削ったとは思えないほど雄大です。
9:20 indian garden
この辺りから、体に異変が。
まず、今回日程を二日間にしたのは写真を撮りながらゆっくり歩きたかったのと、疲労を分散して、筋肉痛にならないようにするためでした。
でも、普段チャリしか載ってない僕にとって下りだけの一日目でさえダメージはでかかった。ふつうに筋肉痛ビンビンきてます。
あと、二日間歩くことで、普段擦れない方向にお尻が擦れてしまい、お尻が痛い。もっと詳しく言うと穴が痛い。下品ですいません。
脚と穴のダブルパンチを食らい、ガニ股でぴょこぴょこしながら歩く羽目になり、結果めちゃくちゃ疲れました。
10:20 3miles resthouse
身体は辛いものの、景色ドーピングによりなんとか残り3マイル(4.8キロ)まで辿り着く。しかし登りはここからが本番。頂上までずーーーーーっと九十九折りが続いています。
痛みは絶好調で足変わらずぴょこぴょこ歩きをしているんですが、振り返るとこの絶景!
下から見上げるのも良いんですが、やっぱり上から見る景色も好きです。
ちなみに、馬達もこの道を通ります。荷物を運んだり、人を乗せてツアーしたりしてます。彼らは糞尿を垂れ流しながら平然と歩くので後ろに付いてしまうと最悪です。
終盤では、腕を膝に着き腕脚一体となりながら進むスタイルで突き進む。
下ってくる人も、最初は『hallo!』とにこやかに挨拶してくれてたのですがこの辺りになると僕の形相を見てあまり声をかけてこなくなりました。悲しい(´・ω・`)
そして谷底から歩くこと五時間…
12:10 トレイルヘッド到着!!
ようやく登りきりましたー!
達成感というよりやっと戻ってこれた…という感じ。一昨日会ったフランク&ヨシンタ夫妻は一日で行って帰ってきたらしいから凄いな…
天気は昨日と違って快晴。風も良い感じに吹いてて気持ち良いんですが、いかんせん穴が痛いのでとりあえずシャワーへ。
3日ぶりのシャワー、ンギモヂイィィイイ!!
お尻もどうやらちょっと前に傷めたところが開いただけのよう。痔じゃなくて良かった。
この二日間グランドキャニオン内を歩いて、広大な景色もそうだし、キャンプ場やトレイルでもすれ違う度に挨拶をしてくれるハイカー達や『ハロウィンだ!写真撮ろうぜ!』っていう陽気な人達と出会えたことが、何より面白かったです!
身体的にはハードだったけど、やっぱりビューポイントから見るだけより、実際に歩いて見たほうが雄大さを感じられるしね。
少しでも時間に余裕があるなら、ぜひグランドキャニオンに一泊、もしくは二泊して自分の脚で体感してみることをオススメします!
ちなみにシャワーの後は、もう何かする気も起きず、図書館に引きこもってました。ええ。
充電も写真整理もピンチだったので。
夕陽もなかなか綺麗そうでしたが、元気が無かったのでご飯食べてすぐ寝ました。
そういえば今回有名なビューポイントには一個も行ってないなぁ。でも、おじいちゃんになってもバスとかツアーで行くことできるし、今はとにかく眠い。
多分明日の朝も筋肉痛ビンビンでしょうけど、今はとにかく休むことに専念します。
走行距離25キロ
合計距離5275キロ