Cornville - Prescott
二日間休ませてもらい、たらふくご飯を食べさせてもらい、ワインやビールをこれでもかと頂き、なんかもう完全に身体が回復しました。回復し過ぎた感すらある。
今日は一山超えて西へ向かう予定。
よし、登るかな……
……
ふう。
時速60キロくらいで登りました!!
なんと、途中のJeromeという街まで車で送ってもらえることに。いやー、この夫婦には何から何までお世話になり過ぎました。彼らは、チャリダーの優しさのループの中にいる。僕も早くその中に参加して、恩を返す側になりたいと切実に思う。
そんな彼らの夢は
『ハーフマラソンを75歳で走ること!』
『美味しい料理とビールとともに、数々の冒険を共有すること』
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今年で74歳になるGeni は毎朝10キロランニングして、この歳なのに食事にも凄い気を使っています。旦那さんのPeterは毎日マウンテンバイクで家の裏の砂漠を走っているし、気がつけば料理の下ごしらえをしてる。なんか、会社を辞めたら後はやる事がない日本とは全く違って『老後も人生として楽しんでる』感が凄いなぁと、実感しました。これも日常的に『夢』を持っているからなんだろうか。
今週のうちに5人ものチャリダーが泊まっていったというGeni & Peter さん家。きっと皆僕と同じように最高にもてなされて、次の旅へ向かったと思う。最高の時間をありがとう!!
体は万全。
自転車も万全。
そして今日もなんと、warmshowersで連絡が取れた!夜も万全。
完璧な一日でした。。。
2000mを超える峠も勢いでチュンと超えて、Prescott の街へ。
内陸に入ってから、街の雰囲気が場所によって全然変わって面白いです。この街は渓谷の近くにあるので、こじんまりしてるけど街並みは綺麗で三日くらいゆっくりしたくなる感じ。
ようやく季節が分かる所まできました。
そして、今日はなんと家主なしで家に泊まります。
電話で連絡したら、『今日家居ないけど使っていいよ!キーロックだけ気をつけて〜!良い夜を!』と言ってくれ、簡単に言えば貸切状態。すげえ、アメリカ。
日本じゃ絶対あり得ない。だって会ったこともないただの外国人ですよ、僕。
日本人のサイクリストっていう肩書きはめちゃくちゃ強いですね。。偉大な先人達に感謝。
アメリカってやばいな、色んな人がいるなって毎日実感させられる。やっぱりこの旅に出て良かったなって思います。
走行距離50キロ
合計距離6160キロ