Cocos corner - Punta purieta
カナダからずっと水道水を飲んできて、ある程度水利きが出来るようになってきたんですが、これだけは言える。メキシコの水道水は美味しくない。なんか海水から塩分を取った味がします。まぁお腹壊してないんでいいんですが。。
昨日泊めてもらったココズコーナーという場所は、ココさんというメキシコ人のおっちゃんがオーナーの店で、水なりビールなり買うとキャンプできるという場所です。
でもココさんは足の手術でいないらしく、現在は奥さんが暮らしています。
一面下着が飾ってあるファンキーなところです。
ココさん(夫)
本当は水1Lで20ペソ(120円)だったんですが、自転車で一人で来てると言ったら結局10ペソで4Lほどのミネラルウォーターを貰い、更にはキャンピングカーの中で寝かしてもらう大盤振る舞いをしてくれました。有り難い!!
僕が『世界中の人と乾杯することが夢なんだ!』と言ったら
『私の夢も色んな人と、乾杯すること!』と夢ノートに書いてくれました。
こんなオフロードで、しかも山の中で飲み物が帰るこの店はまさにオアシス。ぜひこの道を通るならオススメのスポットです!本物のココさんにも会ってみたかったなぁ。
そして今日も未舗装は続く。
未舗装の何が嫌っていうと、スピードが出せないのとパンクが頻発しやすくなるからです。
思いのほかワイルドな石ころがゴロゴロしており、車でさえパンクして止まってるのを数台見ました。進むたびにパンクガチャしてる感じです。
そんな道に僕のかれこれ7000キロ走ってきたグラベルキング先輩が耐えられるはずもなく、計3回当たりを引き当ててしまいました。しかもそのうち一回はチューブの空気を入れる所を根本から折る大当たり。
久々のパンク祭だイエーィ!!。゚(゚´Д`゚)゚。
期待の新人、スライム入りチューブ君は緑色のスライムを大量に撒き散らしあえなく撃沈したのでした。あーあ。
この道、景色は悪くないんですが日陰はないしパンクはするしそして何よりずっと悪路が続くのでぶっちゃけおすすめしないです。満場一致で完全舗装化待った無し。5号線通るなら絶対通らないと行けないんですが……
結局抜けるのに昼過ぎまでかかりました。舗装路を見つけた時の感動と言ったら……!!河原を固めたような道とか言ってごめん。
アスファルトの偉大さを思い知りました。
思ったより時間がかかり、今日行きたかった街まで行けないことが判明したので、puntaprietaで水を補給して、野宿体制へ。自由に使える水が多ければ多いほど、野宿の快適度は上がります。
夕陽に染まるサボテンが撮りたくて道を彷徨ってたら、気づいたら暗くなってきたので適当なところでテントを張りました。
夕陽に染まるサボテンが見当たらなかったので自転車で代用。
これまで泊まってた所はずっと野犬の吠え声が夜通し聞こえてたんですが、内陸に入るととても静か。夜も乾燥してて涼しく、空には満点の星空と天の川。
なんだかバハカリフォルニア 、始まってきた感じがします。
走行距離105キロ
合計距離7110キロ