南米に入る上で、どこから開始しようか日本にいた時非常に迷っていました。コロンビアで世界三大滝を見るのも良い、エクアドルで赤道を自転車で超えるのも良い、ペルーのリマからアンデスを超えるのも良い……
正直、魅力があり過ぎて、なかなか決められませんでした。但し、やっぱり時間の関係でペルーかボリビアから開始せざるを得ない。
ということでペルーはクスコに飛んだ僕。どうせなら、『死ぬ前に一度は見たい絶景』であるマチュピチュを見て幸先の良い旅にしよう。インカの神に旅の安全を祈願しよう。
まぁ自転車盗まれる事から始まったので全然幸先良くないんですが。きっとインカの神がなんとかしてくれるだろう。雨季だけどきっと雨もなんとかしてくれるだろうと思いバスに乗り込みました。
バスは途中いくつか村に寄りながら水力発電所を目指して行きます。最初こそ舗装路で快適なバス旅でしたが、途中から未舗装に変わり、山を越え川を越え…心底自転車で来なくて良かったと感じました。
水力発電所には15時頃到着。帰りのバスを待つ人達でごった返しています。
ここからは通称スタンドバイミーコースと呼ばれる線路沿いを10キロ歩いて、遺跡観光の拠点となるアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)を目指す。
初めは線路沿いではなくバナナ密林のなかをくぐり抜けていきます
この道、15分で飽きると言われてたんですが、山も綺麗に見えるし、道も平坦で物思いにふけながら歩くことができました
線路の上を歩くなんて、まさにあの映画『スタンドバイミー』を彷彿させる。思いのほか線路の上は歩きやすく、なおかつこの道を歩く人は若者バックパッカーが多いので、話も合いやすく、歩いてて非常に楽しいコースでした。
(ちなみに僕は映画スタンドバイミーを見たことはありません)
2時間ほどでアグアスカリエンテスに到着。ここは物価が高いので、事前に見つけていた安ホステルに飛び込みでチェックイン。
『casa machu pichu hostel』
朝食込みで30ソル(1050円)
朝ごはんは4時半から食べれるので早朝発の人にはとてもありがたいです。
いよいよ明日からはあのマチュピチュ遺跡に登ります。今日は多少雨が降ったくらいで済んだけど、明日はどうだろうか。心なしか雲が増えてきた気がしますが、信ずるは誠なり。僕の晴れ男パワーに任せます。