飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

day.191 世界一の林道"アウストラル街道"

 

Puerto Montt - Chaiten

 

チリのプエルトモントからアルゼンチンのエル・チャルテンまでを結ぶ全長1300kmの道は、Carretera Austral と呼ばれ、日本語では通称【アウストラル街道】と呼ばれています。この道はチリのフィヨルド地帯に寄り添うようにしてあり、切り立った崖や地形に海や川が入り込み非常に入り組んだ道となっています。そのため大部分が未舗装で、なおかつアップダウンが激しく高低差地図を見るとまるでサメの歯の様な形になるのですが、人の手を入れることのできない大自然をそのまま味わえる、数少ない道全部が観光地と言える道として知られています。シーズンになると、ヨーロッパや北米からこぞってサイクリスト達がこの道を走りに来るほどで世界中の自転車乗りにとって憧れの場所、それがここアウストラル街道なのです。

 

とまぁ長ったらしく書きましたが、簡単に言うと、世界一の林道と言われる無茶苦茶綺麗でそしてキツい道を僕たちは通ると言う事です。

 

その道の始まりが、ここプエルトモント。

 
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(なんか変なのあった。。。)

しかし、僕達には時間がない。全部走れるのが一番なんですが、何だかんだで5日ほど予定より遅れており、全て走ると僕の他の3人の帰りの飛行機に間に合わない可能性があるので、プエルトモントからチャイテンまではフェリーを使う事にしました。

 

偶々、着いた日の夜にフェリーが出るそうなので、そのまま予約に。人1人17000ペソ(3080円)に対し、チャリンコの料金は10000ペソ(1800円)やっぱ高え!!!!(´Д` )

自転車を伴っての交通移動はマジでお金がかかる。と言っても背に腹は変えられないのだけれど。

 
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フェリーの出港は23時で時間があったので、プエルトモントと街をぶらぶらしてました。

超でっかいホームセンターやスーパーマーケット行ってワクワクしたり、港に行って海鮮食べまくったり。

 

ぽりえとさとちんの2人は自転車の積載量を増やすため、ホームセンターで買った金網やゴミば 金属の箱を使って何とDIYを始めるではありませんか!

さぁどうなるんだと横で見ていると…

 
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デデーン/

何と言う事でしょう…

バックバックも乗らなかったフロントキャリアには立派な金網が付き、盗まれて空虚な空間となっていたさとちんの右フロントキャリアには何でも入るゴミば金属の箱が着いたではありませんか!!これには2人にも大喜び!!

 

魔改造がなされたパーフェクトなチャリが生まれたのでした。

 
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プエルトモントから2キロほど東に行くと、アンヘルモという観光地化された港があります。

フェリー乗り場からも近く、お土産も帰るとの事だったので夕方行ってみました。

 
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急に今までと違う景観の区画が現れ、一気に建物が小綺麗になります。

雪山がバックに見える湾内は、なかなか美しい…

 
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ビーニャの港には魚の要らない部分を狙ってペリカンが大量にいたけど、ここには何と野菜のアザラシがいます!

 
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かつて日本を騒がせたアザラシのタマちゃん。あれを彷彿させる…というかめっちゃいる!!

 
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これだけいると何だか有り難みがないけど、初の野生のアザラシに大興奮!

 
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更には、海鮮も安い!!生魚やサーモンの他、ここではセビーチェやウニを安く食べられる。このカップ一杯に入ったウニ、お値段はなんと1000ペソ!!!(180円)

 
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うまーー!!と何度も言いながら味わいました。思ったより良かったとこでした、アンヘルモ。

 
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夜はフェリーに乗り込んで、やることと言えば…酒盛り。

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ええ。酒っすよ酒。どこに行ってもブレない僕達。

 

美味しいチリワインのおかげで、今日も快適に寝れる。まぁワインは健康になると言うし。


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今夜は満月。幸先の良い旅路です。