Mirador Rio Cisnes - Manihuales
車がビュンビュン横を通る道脇で寝ましたが、びっくりするほど安全でした。
通る車皆、『おやすみーー!!』とクラクションを鳴らしてくれ、朝は『おはようーーー!』とクラクションで起こしてくれました。
おはようございますやしまるです。
あ、あざっす。。。
天気は悪いが進むしかない。
というか、雨が降っていないだけで実は良いほうなのかもしれないと思うようになりました。
登っている時は暑くないし、下りでは涼しいし。山も雲があると良い感じに雰囲気が出るし!
道端でクワガタ発見してテンションが上がる。南米っぽーい!!
しかし氷河が隠れたのはちょっといただけないなぁ……
でも、それも別の方角から見ると光芒が見えて良い感じだし。どこで絶景になるか全く分からないのがアウストラルです。
途中、アメングアル村で休憩。
商店がいくつかあり、図書館でwifiも使わせてもらいました。なかなかサクサク!
あの教会、絶対セーブできるでしょ…!( ゚д゚)
死者も蘇らせてもらえる気がする。
可愛い猫と戯れていると、天気が回復し、晴れ間が出てくるようになりました。よっしゃーー!!
雨降る前提で走っていると、こんなちょっとした晴れでも嬉しい。景色も開けて、よく分からない形をした山達に囲まれながら、駆けていきます。
この絶景の中を力一杯ペダル回して進んで行くのは最高に気持ち良い!!
踏めば踏むほど次々と新しい風景が流れていって、ふと後ろを振り返るとそれらが大集合してこれまたとんでもなく綺麗。
絶景!って使い過ぎて価値がなくなってきてるけど、絶景以外の何者でもない。見所がが点々とあるような場所とは違って、道全部が観光地といえるのがここアウストラル街道。そりゃチャリダーやバイカーの聖地と言われるわけです。
目的地のマニフアレス村に着いたのは夕方5時頃。この村にはcasa de ciclistaという自転車乗りを善意で泊めてくれるありがたい宿がある…と聞いていたのですが、村人に何度聞いてみても、『そんなものはない』と言われてしまう。教会の人に聞いて見ると、どうやら昔はあったけど、今はもうやってないそう。まじすか。
途端に路頭に迷う僕ら。近くには公園もあるし、野宿で全く構わないのだけど、やっぱり許可が出た安全な場所で寝たい…
と思っていたら救世主が。『俺の家の敷地でならキャンプしていいぜ!』というおっちゃんが現れ、着いて行ってみると、廃屋 お庭に案内してくれました。屋根もあり、トイレもありの素敵なキャンプ場。満場一致でここで泊まることにしました。おっちゃんありがとう!
そして、ここには更に焚き火ができる場所がありました。キャンプといえば……キャンプファイヤー!!これしかない。
火を起こすのも慣れたもので、パッと点けて気づけば丁度良い炭火に。買ってきたソーセージと肉を焼いてワインと一緒に食べれば……
もう最高っすよ。ええ。
なんなんですかこれ。最高以外の感想が出てこない。ありえん美味ーーーい!!!
4人もいるとキャンプだって楽しい。
こんな場所について来てくれた3人に感謝。
庭を貸してくれたおっちゃんにも感謝。
そして、ここアウストラル街道を無事に走れている事に感謝する夜でした。
走行距離85キロ
合計距離10655キロ