Manihuales - El Balseo
ありえん旨さの肉とワインに包まれ幸せな夜を過ごした次の日は……ちょっとの二日酔い。
流石に毎日ワイン飲んでるのは頭悪い…けど美味しいんですよね〜〜おはようございますやしまるです。
庭を貸してくれたおっちゃんにお礼を言おうと思ったら、『じゃ!』と去っていってしまったので言えずじまいに。。やっぱりありがとうは言える時に言うべきだと学びました。
今日は起きた時から綺麗な虹が山にかかっており
朝ごはんを食べながらしばし眺める。美しい…!!
しかし後ろから真っ白な空が近づいていたのでちゃっちゃと出る事に。あれ絶対やばい!!
運良く行く方向に虹があり、しばらく虹を眺めながら進むこととなりました。今日は良い日になりそうだ。
考えてみれば、虹も雨がないと出ないんですよね。雨も案外悪くないのかも。晴れたほうが断然好きだけど、たまの雨も良いものです。たまになら!(重要)
今日も山の中をひた進む。アップダウンにも慣れてきて、景色を見る余裕が出てきた最近です。
川がありえん綺麗。晴れてたら即飛び込むレベルです。
雨が降ってきた頃、キャンプ場にチェックイン。天気が良いならキャンプで良いのですが、雨がかなり降ってきたので問答無用で部屋泊に。
この宿では【マテ】の文化を紹介しており、夕方宿泊者を集めて講習会がありました。
マテとは簡単に言うとお茶の回し飲み文化で、アルゼンチンのカウボーイの間で流行っているものらしい。
セバドールと呼ばれるお茶入れ係がお湯を準備し、皆でそれを囲んで飲んで行くというものなんですが、いくつかルールがあり
⑴親族がいない限り必ず左回りで順番に飲んでいく
⑵セバドールとの受け渡しはお互い目を合わせないといけない
⑶『ありがとう』と言ってカップをセバドールに返すと終了となるが、囲んでいる全ての人が終わらない限りマテは終わらない。
他にもいくつかあるのですが、大まかに言うとこんな感じ。要はお喋りしながらお茶飲むタイム。まぁ日本でいう井戸端会議的な、主婦のランチタイム的なアレでしょうか。
そしてアルゼンチンではこのマテタイムが夕方5〜6時に必ずあるらしく、その間は仕事も遊びもしないという。この時間になると皆お茶を飲んで心を落ち着かせるのだとか。アルゼンチン人がゆったりしている理由がよく分かる文化です。
最近では、コーヒーを飲む時もせかせかして、リラックスできない人が増えている。お茶を飲む時間をしっかり取ることでリラックスし、結果仕事も捗るのだと宿のオーナー、ナチョが言っていました。
自転車に乗っていると先を急いでしまうけど、この心意気は忘れないようにしたい。Have fun であり続けたい。
雨の日だったけど、大切なものを思い出せた日でした。
走行距離50キロ
合計距離10705 キロ