El cerrito - 南西130キロ地点
夜吹き荒れていた風の音と、一緒に寝ていた猫がよく動くことと、僕のテントの横で骨をボリボリと囓るワンちゃんのおかげで昨日は全然寝れませんでした。おはようございますやしまるです。ああ無情…
とはいっても三面壁と屋根に囲まれた空間で一晩過ごせたのは助かりました。作業員の人にお礼を言って、出発。
朝は雨がポツポツ降っており雲行きもめちゃくちゃ悪かったんですが、進むほどになぜか天気は良くなり、昼頃にはこんなに晴れました。本当に天気が読めない。
風も走り出した途端ピタッと止み、ほぼ無風の状態に。まぁ追い風だったのであまり止んで欲しくなかったんですが、方向変わって吹き荒れるなんてことよりはまだマシと考える。
そういえば、これまで40日も4人で行動してたので一人でこの何もないパンパを走ったら寂しさ爆発するんじゃないかと心配していたんですがどうやら杞憂に終わりそう。
走ってる時は自分のペースで行くのが丁度良いし、写真撮ったり水飲んだりもほんとうに自由だし。あまりの違和感の無さに自分でもびっくりしました。僕は一人でうら〜と走ってるのが性に合ってるんですね。
昨日までの起伏あるパンパは終わり、正真正銘真っ平らで何もないパンパが今日の道。
ここまで何もないとは……
三時間走っても景色が変わらないただ一つの平野。PAMPA。
まじで走るか歌でも歌うかくらいしかやる事がありません。
しかしそれでも130キロ走り、川沿いのキャンプ場に到着。川に反射する木々が無風っぷりを表してます。
数少ない木も、緑から黄色に確実に変わってきています。季節の変わり目にいることを嫌でも実感させられる。早く夏が完全に終わる前にウシュアイア に着きたいものです。
そして今日はここで泊まるかもう少し進むか悩んでいたんですが、、ここでさっきまで無風だったのが一瞬で向かい風に変わる。しかも雨付き。驚くべき早さで嵐になる一帯。
キャンプ場には当然屋根はなく、トイレも簡素であまり綺麗ではない…そして風を防ぐ木も心許ない。ということで、
選ばれたのは橋の下でした。
いやー橋の下パイセンパネェっす。
さすがホームレス御用達の場所ですね。
風は完全には防げていないけど、雨をガードできるのは有難いです。ごめんキャンプ場。
明日には追い風になってることを祈ります。
というかカラファテからリオガジェゴス までのこの区間、方向的に追い風で2日あれば行けると思ったんですけどね、パタゴニアの風を頼りにするのがそもそも間違いなようです。無念!!
走行距離130キロ
合計距離11775キロ