Stöðvarfjörður - Berunes
昨日までの快晴が嘘のように、雨と風が今日も出迎えてくれた。こんな起床の仕方、日本に帰ったらないんだろうな…
なくていいんだけども。寧ろもう2度とこんな起き方したくない。
日本の皆さん、おはようございます。
— やしまる@自転車アイスランド一周🇮🇸 (@remaker314) 2019年9月14日
今日も一日頑張っていきましょう。
僕はこんな雨の中、これから全精力をそそいでテントを撤収します。
皆さん、頑張っていきましょう、、、、 pic.twitter.com/ZP5fxfKkP2
雨の中いそいそと準備をする。
そんな時、前側に付けていたサイドバックからバキッ!
と音がして見てみると
バックル取れてるー!!
うそーん!!
ここをキャリアに引っ掛けて止めるので、このままでは付けることができない…ので、
『あと1時間出発延長で…』
少し待ってもらい、その間で応急処置することに。
といってもどうやって直そう。こんなプラーンなってるし
うーん、とりあえず針金で固定するか…(*´ー`*)
正直それしか思いつかないのだけど、
案外くっついた。
正しくいうと、くっつけた。
とりあえずは保ちそう。
針金はこういった時に役立つのでおすすめです。
そんなプチトラブルの後、暴風の中出発する。
こんななってる山の麓を海岸線に沿うように進んでいきます。こんな時、GoProがあれば動画に残せるのだけど、、、彼は今ご臨終しているのでリュックの中に封印されている。なので、雨風が凄い時の記録は基本的にはありません。
ただし暴風がそれほど悪いか、というとそうでもない。この日は追い風方向に吹いてくれたおかげでかなり楽な走行となった。
そしてなぜか走れば走るほど晴れる不思議…
今日は一日中雨予報だったんですが、悪くない方に天気予報が外れた。
しかし、朝の暴風雨で心がやられていた僕達は、青空を見て『まだ走れる!』ではなく『こんな天気の日はゆっくり昼寝したい』と思ってしまった。
気づけば体が勝手にキャンプ場に入って行きましたとさ。
キャンプ場でやることと言えば、バーベキューでも花火でもなく…
干すこと!!
晴れの時間はとても貴重なので、とにかく今朝濡れたテントやシュラフやマットや服やゴアテックスや…何から何まで干す!!
晴れだからこそ、休むことが必要なのです。
走るのはいつだってできるけど、休むのは今しかできない。思えば今のところかなりノンストップで走り続けているので、こんな風に青空を眺めた事も少ないんですよね。
日が出ている時に飲むビールもまた、格別に美味いんです。ちなみにこのビールは165kr(150円)で売っているビールと蜂蜜を混ぜたような飲み物で、めちゃくちゃどハマりしています。
こんな日も悪くないよね。
僕達は走るためにアイスランドに来たんじゃなく、楽しむために来たのだから。
……そう自分に言い聞かせる。
走行距離 43キロ
合計距離 1376キロ