Kirkjubæjarklaustur - Vik
昨日降り続いた雨はいつしか霧となり、僕達のテントや装備をしっとりとしてくれた。そのおかげで、僕のテントには緑色の斑点がポツポツと出てきました。カビです。
雨が多いのは分かるけど、分かるけど、、、、
多すぎるんじゃー!!!!!!(ノД`)・⚪︎゜
と声を大にして叫びたい。とまあ叫んでもしょうがないので、今日もテントを干す作業から始まる。
テントを干している間は暇なので、うどんを作る事にしました。何故って?キャンプ場のフリースペースに小麦粉があったからです!
時にキャンプ場は僕達にとって食材を提供してくれる場ともなる。
まずは小麦粉と水と塩を混ぜて練ります。
練ります!!
そしてできたものがこちら。
これをアルミホイルで包んで、しばらく置きます。
本当は半日くらい置いた方がいいらしいけど、僕達は流石にそこまで時間はないので、10分ほどしたら切り始める。
これを…
こうして…
茹で上がったものがこちら!
ちょっと太く切りすぎたけど、
これを日本から持ってきた出汁と混ぜれば…
おお!うどんだーー!!!
味は細いほうとうみたいで市販のうどんとは遠いけど、それでも十分うどんと言えるほどの美味しさ!
というか今回の小麦粉はケーキ用の薄力粉なので、それにしては美味しく出来たと思うのです。皆さんも、少し時間ができたらぜひ!!
とまあうどんを作っている間にテントは乾いたのだけど、雨は止まなかった。チェックアウトギリギリまで待ってみたのだけど、雨は一向に止まなかった。。。
今日も雨の中、出動です。
この雨が非常に厄介で、雨というよりは霧。降水量自体は少ないけど、体に絡みついてくるように濡らしていく。
ゴアテックスは防水だけど、袖口やファスナーから侵入する水は防げない。そのため、この手の雨だと結局濡れてしまうんですよね…
このいやらしい雨は、四時間の間降り続けた。
途中一瞬晴れた時もあったけど、
本当に一瞬だった。
むしろこれから晴れるのか!?と僕達を期待させてがっかりさせていった残念な晴れだった。
ポケモン勝負ならば、絶対どくタイプを使ってくる。
しかも、始めに攻撃技ではなく、どくどくやおにびなどの状態異常を起こすような、そういういやらしい戦法を使ってくる、そういう奴が降らせるような雨です。
分かりにくい喩えで申し訳ないのだけど、そんな感じのじわじわと僕達の体力とメンタルを奪っていく雨だった。
しかも風も強い。どのくらいかというと、
標識がこうなる感じ。もう、どくタイプどころかひこうタイプまで混じってきたな…
この雨風の中野宿をするのは困難と判断し、少し早めにキャンプ場に着弾。このキャンプ場、1750kr(1500円)と少し高いのだけど、共有ルームが広くてありがたい。何故か雨漏りめっちゃするけど、壁と屋根があるだけで全然違う。
こんなうどんしか書くことがない日だったけど、一つだけいいことがあった。
メンバーの一人、おーやまがなんと今日23歳の誕生日を迎えたのです!
23歳なので、23本のビールでお祝い。
彼は嬉しそうに、そして途中からは苦しそうにそのビールを開けていきましたとさ。めでたしめでたし!
走行距離72キロ
合計距離 1807キロ