Reykjavik
朝屋内で目覚めるというのはなんて心地が良いんだろう。雨が降っても何とかにすることはない。風が吹いても平気。朝テントを干す必要もない。
時に時間が敢えてかかるようなことをするのも大切だけど、やっぱり文明の力って偉大です。ビバホテル!!!
ずっとこうしていたい!!!!
レイキャビクには連泊するので、今日は一日使って観光に勤しみます。久し振りに髭を剃り、服を洗って、耳にはお気に入りのピアスを付ける。
宿はレイキャビクの郊外にあるので、市街地までは歩いていきます。たまには自転車を置いて、歩きのスピードで。
これまでの街とは違い、高層ビルがにょきにょきと立ち並ぶ。ただその間からは山々が顔を覗かせており、都会といえどもどこかアイスランドの空気を感じられる。
海沿いを歩けば、半島がしっかり見える。
良い天気で散歩すると、本当に気持ちいい。海沿いにはサイクリングとウォーキングコースが分かれてあるので、ゆっくりと鼻歌を歌いながら散策することができます。
日本大使館も発見。ここにお世話になるような状況にはなりたくないけど。
まず目指すは、ハットルグリムス大聖堂!
レイキャビクで一番高い建物なので、適当に歩いてても見つけることができる。
レイキャビク最高建築物とあって、圧倒的な存在感を誇る。高い建物を見るのはかなり久し振りなので思わず見上げすぎて首が痛くなった。
中はこんな感じ。窓から入る日差しがなんとも厳かな雰囲気。
街のどこからでも、教会を見つけることができるので、目印にすることができます。
首都なだけあって、様々な店が並び、活気付いた様子。道には屋台が並び、楽器を演奏する人もおり、ヨーロッパのような賑わいを見せている。たまには、こういうゆっくりした町歩きもしたいですよねえ。
街角ではフリーマーケットもやっており、手作りのアクセサリーや小物を売っていた。
その中の一つで、気になったピアスがあり、何で出来ているの?と尋ねると火山岩を使ってるとのこと。
ミネラルや磁場を含んでいるらしく、
待ってみると、なるほど、軽い!!
これなら食べても健康にいいね、なんて冗談を言いながら試しに着けてみると、売っていたお姉さんがギフトにあげるよ、と言ってくれた…
まじすか(´⊙ω⊙`)
そんな悪すぎる、と初めは断っていたのだけど、これで着けた時何度でもアイスランドを思い出せるでしょう、と。
夢ノートを持ってきていないのが非常に悔しいよ。お姉さんの善意が眩しい。
この時僕は感謝と申し訳なさと、お姉さんの綺麗すぎる笑顔のお陰で引き攣った顔になってしまった…
値段は決して高くないけど、そんな事は微塵も関係なく、間違いなくこのピアスは僕の宝物になりました。ありがとう、お姉さん!
そんな素敵な出会いもあり、ぶらぶらしていると見えてくるのはパン屋さん。
そして、誰かが『パン食べたくない?』と言い出したのが始まりだった。
僕達の間では、何か揉め事が起きたらじゃんけんで決める事になっている。そのため、誰かが『〇〇したくない?』と言った場合、それは闘いの始まりを意味するのです。
このパン屋さんは非常に有名店でパン一つ400円は下らない店だったのですが、そのパンを賭けじゃんけんが勃発!
ちなみに負けたのはぽりえでした。
そこからは僕達は狂ったように争った。
宇宙1のホットドッグ(450×4)
タコス(650×4)
ハッピアワーのバーも勿論闘いの舞台となる。
地ビールを4つ、900kr(800円)の会計も勿論、じゃんけんで決める。
ちなみに負けたのはぽりえでした。
無料のビール美味しいよ!
いい加減帰ろうとするんですが、帰り道にも食べ物屋があり、無限の胃袋を持つ僕達にはどれだけ食べてもお腹いっぱいになることはなかった。
そのためじゃんけんは続き、、、
チョコ(200×4)
ソフトクリーム(500×4)
その他にもビール(400×4)などなど、色んな物を楽しめたレイキャビク観光でした!お金?それは負けた人が全て払ってくれました。
主にぽりえでしたね。
彼は最早歩くATMと化していた…
夜ご飯も勿論じゃんけんで決めた食材で!
今日の献立は、
炊き込みご飯
羊のレバニラ
鱈スープ という非常に健康的なメニュー!!
最後の方は、だんだん顔面蒼白になっていくぽりえなら同情しながらじゃんけんをしていましたが、僕も生活がかかっているので負けるわけにはいかない。
ちなみにこの日の負け分、一万円ほどになったらしい。
…皆さんも、賭け事はほどほどに。
歩行距離 12キロ
合計距離 2176キロ