飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

iceland day.31 サイクリングのすヽめ

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Reykjavik

 

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昨日は一日中街を練り歩き、じゃんけんを楽しみ(無料で飲み食いし)、心身共に疲れ果てた僕達。

宿に帰るとお酒と美味しいつまみでベッドで死んだように寝た。

 

そして今朝。帰国準備全然してない…!!!

荷物をまとめるのは勿論、自転車を飛行機に載せるためには

①自転車をコンパクトにする

②重要箇所にクッションをつける

③自転車を箱or袋に詰める

 

のステップがある。

 

コンパクトにするのは簡単、クッションもマットや服を使ってできるので大丈夫。

袋に関しては、一応自転車を入れる輪行袋を持ってきてはいるのだけど、基本的に荷物を積み込む際にぶん投げられるので、頑丈にしておくに越したことはない。

 

よく使われるのは、自転車用の段ボール。チャリ屋さんに行けば、無料か1000円くらいで売ってくれる。

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幸い、今回はここの自転車屋で無料で貰うことができた。あとはこの段ボールを雨に濡れないように飛行場までの40キロ運ぶだけ。もっとも、それが一番の問題なんですが…

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天気に関しては明日の僕に任せよう…

 

 

今日はもともと移動する予定だったけど、特に行くところがあったわけではないので、もう一レイキャビク に泊まってゆっくりすることに。

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ここが僕達のとまっているAtlantic & Apartment。一部屋8000円のファミリールームを貸し切ってるので、一人当たり1日2000円とレイキャビク ではかなり破格なお値段です。

 

ただ、宿でゆっくりしても出来ることは限られるので、どうせなら昨日行けなかったところまで今日は自転車で行ってみよう!となった。

 

普通、ヨーロッパやアメリカ等海外の都市ではサイクリングロードが整備されており、街の中といえど走りやすい環境が整えられている。

ここアイスランドも例外ではなく、非常に綺麗な路面のロードが町中に張り巡らされており、とても楽。

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道はウォーキング用とサイクリング用とで分かれているのでランニングの人も安心して走ることができる。
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昨日は都市の中を歩いたので、今日は海沿いをぐるっと周っていく。
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海外ではよくあるウォールアートや

 

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こういう屋外チェスなんかもある、見ていて飽きない街です。

 

奥に進むと、ちょっとした半島があり、その先がレイキャビク の最西端となる。
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遠くでは夕日の光芒がオーロラのようにゆらゆらと漂っていた。その光の粒が波のせせらぎに反射して、なんだかさっきまで都会にいたのが嘘のよう。


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干潮時のみ行くことのできる灯台。こんな、まるでジブリの世界みたいだ…


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夕日をたっぷり堪能したあともサイクリングロードは続く。
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途中にはお洒落なカフェ兼自転車屋もある。
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飛行場の近くの海が凪いでいて、街並みが反射していた。どうしてこんな景色がこんな簡単に見えてしまうんでしょうねえ。
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海は都会の海だとは思えないほど透き通っており、砂浜もある。僕が沖縄で見た海と同じくらい綺麗。ここ首都なんですけど……
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だいたい宿から15キロほど、道に沿ってぐるりとレイキャビクを周ってみたけど、路面もよく、景色も綺麗で非常にお勧めできるルートでした!

街中を歩くのも好きだけど、こうやって周りをチャリで駆け巡るのも違った楽しみ方ができて良い。どっちも楽しいから、街に着くと二泊以上してしまう。
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これもアイスランド自転車道が整備されているおかげだといえる。自転車道があれば通勤や通学にも役立つし、週末にはフィットネス目的の人も走る。立派なインバウンドにもなるから観光にも役立つ。

日本だと、ママチャリの印象が強すぎて、未だに自転車は歩道を走るものだと思っている人が多く、道路に出ても路側帯を仕方なく走るような状況になっている。

 

国際的に考えると、それは全く一般的ではなくて、自転車専用道路が街にあるのが当たり前といえば当たり前です。日本に来た外国人サイクリストに、何度『サイクリングロードはありますか?』と聞かれたことか。。。

 

淡路島から四国に自転車で行けるようになったり、電車にそのまま乗せられるようになったりと日本も着実に変わってはきているので、ぜひ外国人にもお勧めできるくらい、サイクリング設備が充実すると良いなあと思うばかりです。


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そして。

その事実を知らない自転車乗りも多くいる。

 

僕が出来ることは少ないけど、多くの人に、このブログを通して海外の情勢や自転車事情について興味を持ってもらえたらいいなと思って書いています。

 

 

話が逸れてしまった。

この日はそんな素晴らしあるサイクリングロードを楽しみ、宿に着いた僕達を待っていたのは、、、

特大の牛タン!!
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スーパーで安売りしていたので買ってみた。ちなみにお値段。1キロで1100kr(1000円)。安い!!!

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これを、今日はステーキとカレーでいただきます!ちなみにこのお肉もじゃんけんで買う人を決めました。写真見れば誰が負けたか分かるくらい一人だけテンション低い人がいますね。
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この悔しさも、きっと良いスパイスになるよ、ねえ、ぽりえ!!

 

走行距離 15キロ

合計距離 2191キロ