Juriaka - Checuito
受付のお姉さんに
『朝の5時チェックアウトよ』
と言われ
(どうせ起きないだろ)
と思ってたら本当に朝の5時に起こされました。なんてこった。おはようございますやしまるです。
こっちはまさか朝の5時に本当に起こしにくるとは思ってなかったのでパンツ一枚で寝てました。しかも荷物散らばってるし。
なんでこんなに早く宿を出ないといけないのか全く分かりませんがとりあえず、眠い中いそいそと片付けて出発します。眠すぎて結局出発したの7時くらいでしたが。
この後も釈然としない事が続きました。
朝ご飯を食べようと、親子でやってる屋台のところへ行きました。
オバちゃんがご飯を用意して、息子っぽい子が注文や片付けをしている感じ。
朝だったのでスープと、ケソフリット(チーズフライ)を頼みました。
すぐにスープが出てきて、これは非常に美味しい。
その後、チーズフライが出てくるかと思っていたら、『ご飯にパスタが乗ったやつ』が出てきました。
『は?(°_°)』と思ったんですが、頼む前にオバちゃんが何か言ってたので、きっとチーズフライ無くなったんだと思って、そのまま食べてました。
しかし隣のおっちゃんがチーズフライを頼むと……
そこにはでっかいチーズフライとこれでもかと盛られたマッシュポテトがあった。
真っ先にやりやがったな!(´д`)と思いました。
中南米では、アジア人を蔑視する人もおり、ご飯屋においてもそれをされたのだと思ったのです。
と同時に、悲しくなった。たかがご飯でなぜ差別を受けなければならないのか…オバちゃんの年にもなってそんな事をしているのか…ペルーの民度はそこまで低いのか……
しかし、僕達も自分の街に黒人のグループがいたら、どう思うでしょうか。少なからず、無意識に治安の面を気にしてしまう気がします。そういうのと同じかもしれない…
様々な気持ちが入り混じる中、お会計へ。
すると、息子がオバちゃんに何か話し、『スープ代だけでいいよ』と言ってきました。
なぜ?と聞いてみたのですが、スペイン語だったのでさっぱり分からなかった。とりあえず、お礼を言ってオバちゃんの方を見ると、現地の人たちと盛り上がってる。。
結局、なぜ僕のにはチーズフライが付いてこなくて無料になったのかは分からずじまいでした。息子が可哀想にと思って工面してくれたのか、そもそもオバちゃんがもともとそうする気だったのか。全く分からない。
朝の5時チェックアウトも分からない。
自転車を抜かす時に鳴らしてくるクラクションの意味も分からない。分からん尽くしの日でした。
更には天候も大層気まぐれでした。
晴れてると思って走り出したら雨が降ってきて、雨宿りをしていくぞーと出たらまた降り出して…の繰り返し。
大都市プーノにつくも、なんだかここで止まったら天気に負けた気がするので進み続けたんですが。。
結局止まない雨。
もうやってられん!(´Д` )
こうなったら、もう今日は何をしてもダメになる日なんだと開き直る。
自転車も連日の雨でドロドロ。
洗濯物も溜まってるし、wifi使って作業もしたかったので、今日は早めに切り上げて休息日にしました。
いざ、ホテルが決まると途端に止む雨。マジでアンデスには神がいるんじゃないか。そしてきっと凄い意地悪な気がする。。。
とりあえず、自転車はピカピカに。
洗濯物も全部洗い直し、更には久しぶりの暖かいシャワーを浴びました。
日焼けが凄い。標高が高いから日光が強いんですね。
先ほどいたプーノはとんでもない雨に見舞われていました。
夕日だけは綺麗に見えた。なんか、良い日なのか悪い日だったのかもよく分からない。釈然としない日でしたが、これを機にスペイン語をしっかり勉強しようと心に決めたのでした。
走行距離60キロ
合計距離9140キロ