Laguna Blanca - San Pedro de Atacama
雪が舞う中、国境が閉まらないかドキドキしていましたが、それも杞憂に終わりました。おはようございますやしまるです。
実は宝石の道初日に、雪のせいで国境が閉まって引き返してきたというツア一団に出会っており、内心ビクビクしていたんですが、
この天気!!!
もう最高!ここ最近凄い!!雲がない!!うひょーー!!
これは国境閉まってるわけがない!
安心して最後の登りへ。
ホテルからボリビアの国境までは200mほど標高が上がります。
最後くらい綺麗な道で走らせろと思っていたら、泥も砂もコルゲーションもない快適な道に!なんだこの道!本当に宝石の道なのか!?
そして国境に着くと、待っていたツアー客から拍手が上がりました。ありがとう…ありがとう…
ここのイミグレはちょっと悪名が高く、【出国税としてお金を取られる】と聞いていたのですが、特に何も問題なくすんなりと通り、
晴れて出国。
さらば、ボリビア。
一つの国を上から下までしっかり縦断したのは、アメリカぶり。それだけに思い入れも深くなります。
振り返ると、確かな手応えを感じる。
また来たいなぁ。ボリビア。
しっかり山を見納めて、チリへ。
国境を超えるとすぐに舗装が始まります。
これだよ!これこれ!とテンションが上がるも、何だか上手く進めない、、
塩湖を含めれば3週間近く未舗装路にいた僕は文明の進歩について行けなくなっていたのでした。。。
国境からも登りは続き、最後4600mまで上がるとそこからはダウンヒル。
30キロかけて2000m下がるんですが、これがまた凄い。日本じゃ考えらんないですよ、30キロほぼ真っ直ぐの下り坂なんて!!
道を遮るものもないので最早ブレーキはいらず、体の上下の空気抵抗で速度を調節する感じ。ここで僕は60キロ巡行という驚異的な速度を叩き出しました。
サンペドロデアタカマまでは頂上から1時間足らずで着いた。果たしてここを登ったらどのくらい時間がかかるのか、想像もしたくない…ですが、振り返るとアンデスの山々が見送ってくれている。
常に山と同じ高さにいたので、見上げるのはちょっと新鮮な気がします。
アタカマに入ると、まずは入国審査。
パスポートにハンコが押され、そして荷物検査があります。この検査がかなり厳しく、全ての荷物をX線にかける必要があり、果物や野菜等の生物系食物があると没収されます。
僕はやばそうなのは昨日の夜全部食べたので安心でした。
ホテルは先人サイクリストから情報があったHostal casa de naciente へ。ここはキャンプ可能で5000チリペソ(約900円)
早速キャンプでボリビアのホテル代を越してくるという物価っぷり。あぁだから出国したくなかった……といっても、シャワーはちゃんとあったかいし、キッチンはあるし、そしてwifiがある。
13日世界から遮断されていた結果、1時間通知は鳴り響き、気づけば250件ものメッセージが…スマホを閉じたくなった。
とりあえずネットは置いといて、ご飯つくろー!という事でご飯を炊いたんですが、めちゃくちゃうまーい!!
標高が下がったのでもうあの芯が残った米に悩まされることはないのだ!!!
改めて感謝!!低標高に感謝!!(アタカマも標高2900mあります)
やっと普段の生活に戻れそう。
そして、旅はいよいよ終盤戦に突入…しそう!!
走行距離55キロ