Villa Castillo 南西45キロ地点 - Villa Rio Tranpuilo
流石にシャワーを浴びないで4日経つと、テントの中が犬小屋のような匂いを放ち始めますね。おはようございますやしまるです!
夜滴り落ちた雨は見事にテントを濡らし、中に入れていた装備をウェッティにしてくれました。
あの手この手で装備を乾かそうとするメンバー達。各々乾かし方に流派があるらしく、
ぶん回し型
塗り壁型
めり込み型
とバリエーションに富んでいます。
まぁ、あんまり乾かないんですけどね。(´ー`)
朝は霧が発生し、今日は晴れてくれるのか…!?と期待して走り出したものの…
やっぱり雨。
本当にありがとうございました。
なんなんですかこの怒涛の雨ラッシュは!!
もともと雨の多い地域だとは知っていたけど、毎日降るじゃん!( ゚д゚)
ツンデレとか雨の恵みを感じる…とかもうどうでも良いから晴れてくれ。というか晴れろ!!
と半ばイライラしながら走っていたら、なんと晴れてきました。やっぱり神様はいるんでしょうか。。。
雨は降っているけど、天気は晴れ。
というか、後ろから雨雲に追いかけられているって感じ。
ちょっと止まるとすぐに追いつかれて雨が降り、走り出すと弱くなる。完全に追いかけっこですね。
道は大きい登りはなくアップダウンが永遠と続く。傾斜がエグく、ジェットコースターのような上がって下がってを繰り返します。
登りは当然押すことになり、下りも道がガタガタなのでネジがすぐに緩んでしまう。僕の前キャリアのネジが飛びそうになっていたし、最強と名高いオルトリーブのサイドバックのネジも飛んでいました。オフロードでフルパッキングはなかなかキツいものがあります。
ただし、やはり、晴れると凄いんです、この街道は。
街路樹が生い茂る中を進んでいくと、なんだあの色は。。。カナダの絵の具を溶かしたような湖とはまた違う、でも凄い色をした湖が見えてきました。
例えるならかき氷のブルーハワイシロップのような透明な水色。いや、やっぱり空色とでもいうのだろうか。。分からん。
止まると雨に降られるので、進みながら眺めていきます。サイクリストたる者、走りながら景色を見るのです!
しばらく湖畔沿いを走ると、リオトランキーロの村へ。この村はマーブルカテドラルという海沿いにある摩訶不思議な形をした岸壁へのツアーが有名で、走っていると『マーブルカテドラルか?』とよく声がかかります。
村に入ったすぐのところが個人経営でオーナーのおっちゃんも良い人そうだったので、ここで申し込む事に!なんと、キャンプも湖畔沿いで無料でしていいとのこと。
リオトランキーロとは、『静寂な川』という意味。その名の通り、湖の波音だけが聞こえる中、キャンプ。だったのですが、夜は雨と風が酷くテントの前室でご飯を作りました。
明日は晴れて、綺麗に見えて欲しい!
というか、ツアーの会社の人皆『明日は天気良いよ!』と言ってたので、ちょっとは期待してみよう。
走行距離75キロ
合計距離10980キロ