Cochrane 南西110キロ - Rio Bravo
僕達とツナ(犬)の冒険が始まって3日目。てっきり僕は人間と犬の境界を越えて一種の友情が芽生えてるものだと思ってたんですが、奴は朝ごはんを貰ったらすぐに別のチャリダーが通るとそっちに着いていきました。お前はボンビーか。おはようございますやしまるです。
しかしそのチャリダーに振り切られてしまったようで、結局はのこのこと戻ってきたツナ。はいはい一緒に行こうねー。僕達みたいな甘ちゃんチャリダーなんてそうそういないって。今日も元気に4人+一匹の旅の始まりです!
氷河に包まれた山を越えて、湖へ。
ここから一時的に道が分断されており、フェリーを使わないと行けません。
このフェリー、12〜3月の間は10時、12時、15時、18時の4本が毎日運行されるらしく、料金は無料。一応、フェリーの発着所であるユングイには小さい商店と待合室があり、泊まることもできそうです。
僕達は意外にも早く到着し、12時の便に乗れました。てっきりツナとはここでお別れするかと思ってたんですが、
フェリーに....乗っちゃった。
しかもちゃっかり乗組員からご飯を貰ってるし。どうやらもう少し奇妙な旅は続くらしい。
30分程で対岸に到着。因みに対岸には待合室以外何もありませんでした。
川沿いの平坦路をしばらく走ります。
今日は追い風が吹いて、天気も悪くない!
隣にはリオ・ブラボーという川が流れ、なんともブラボー!なサイクリング…だったんですが小さい峠が三つほど続きました。
この峠がなかなか小粒ながら鬼門で、傾斜もきつければ路面も悪い。そして雨も降ってくる。アウストラルはデフォルトで道のアップダウンが多く傾斜も凄いんですが、もうこれはアホなんじゃないかと。ブラボーなんて言ってる場合じゃない!
押してもきつい。
因みにツナは登りきった後こんなになってました。
雨は強くなるし風は寒いし、こんな日にキャンプは絶対に嫌だ…そう思っていたら、道端に使われてない廃屋を発見!
入り口には『refugio Shelter 』(緊急避難所)の文字が!!!つまり、ここは泊まれる!!
という事で、ここを!本日のキャンプ地とする!!(ドドン!)
今朝の雨で濡れたテントやシュラフを干し、暖炉で火を起こして暖をとる。
雨の日っていったら屋内で寝るに限る。
外は雨が降りしきる中、ブラボーな最後を迎えることができました。
走行距離65キロ
合計距離11265キロ