El Calafate - El cerrito
自転車も直り、僕の体調も結果的に3日休みだいぶ回復しました。あとは進むだけ!おはようございますやしまるです。
朝は予報通り雨がポツポツと降っていたのですが、昼前には上がり、青空が見え始めたのを機に宿から出発。もうこの街とはお別れしたい。というか早く離れないと更に連泊してしまいそうで怖い。
幸い特に何も問題は起きずに進む事が出来ました。
目の前に広がるのは広大な平野、パンパ。
チリ海岸沿いに流れる寒流が引き起こす風がアンデス山脈を通る事によって乾燥した強風となり、それが吹き荒れることにより背の高い木が育たず、一面雑草か砂に覆われた不毛の土地
と高校の時教科書で読んだ気がします。
たしかに、当時高校生だった僕が思い浮かべていた景色と全く相違のない情景がここにはあります。
でも違う点が一つ。
習った通り、パンパは何もない、そして地平線まで真っ平らな平野だと思っていたんですが、案外登る。。。
なんかやたら登るなぁ、パンパってこんなんだっけ、と思いながら実に一時間ずっと登ってました。まさか坂が8キロも続いているなんて!
あの下の平野に道作ればいいじゃん!と最初は思ってたんですがまぁ景色が良いからいっか。
その後は僕が思っていた通りの平原が広がっていました。しかも、東に向かっているのでかなり強い追い風になる。
昼過ぎに出発したけど、6時前にはカラファテから90キロ地点に到着。ここにはチリのプエルトナタレスとアルゼンチンのリオガジェゴスへ向かう道の分岐があり、ついでに道路整備?の従業員の施設があります。
風的にはもう少し行こうかと思ったけど、雨もポツポツきてるし、何よりかわいい猫がいたのでここにテントを貼らせてもらうことに。
完全に陣取られています。
屋根も壁もあり、ポータブルの水まである、素晴らしいシェルターです。
今回は僕だけだけど、シーズンには多い時20人のチャリダーがここに泊まることもあるんだとか。従業員の人も完全に対応慣れてましたし。
何にせよ、風と雨を防げるのはとてもありがたいです。ここから先は、風との闘いになる。
世界の果て、ウシュアイア まであと900キロを切りました。さぁラストスパート、気を引き締めていこう!
走行距離90キロ
合計距離11645キロ