Ushuaia - Buenos Aires
僕は飛行機が苦手です。特に、自転車を伴った飛行機輪行に関しては格段に。
なぜなら、自転車を解体しないといけない上に、要所要所を布やクッションで衝撃からガードし、重量やサイズ規定に合わせないといけないし。
そして更に言えば、輪行時に自転車が破損するリスクも考えなくてはならないし、何よりあのでかい金属の塊をもって人の多い飛行場をうろつかないといけないのがもうストレス。トランジットがあれば尚更のこと。もうストレスフルマッハです。
まぁ、やらなければいけない事はやらねばならぬので、とりあえず自転車を整備することに。
最南端に行ったお陰で自転車もバックもドロドロなので全部外して綺麗に拭いていきます。
壊れた前キャリアは輪行時に邪魔&重いのでここで捨てました。根元から折れたのにガムテープとタイラップと針金でがんじがらめにされた挙句、未舗装を300キロ、舗装路を1000キロ走らされるとはキャリアも思ってなかっただろうなぁ。お疲れ様でした。
キャリアを取るとスッキリした姿に。新たにステッカーも貼って、スレンダーになったバニーちゃんの完成です。
荷物を少なくするため、キューバで使わない物やお土産等をウシュアイアから送ろうとしたんですが4キロで2800ペソ(約14000円)とむちゃんこ高かったので、結局キューバまでなんとか持って行って、ハバナから送ることに。ギリギリまでバックに詰め込んで、輪行時に使うダンボールを積むと、立派な飛行機輪行パッキングができました!
イルダおばちゃんの家で4日一緒に過ごし、ご飯や観光を共にしたしゅんさんともここでお別れ。
彼は僕の二個下ですが、休学三年を取る計画で一年目は世界一周、二年目はオーストラリアでワーキングホリデーで稼ぎつつオーストラリア一周、最後はバイクでユーラシア横断を目論んでいるんだとか。とんでもない人に会ってしまいました!
単純にすごいな、と思い夢を聞いてみると
『宇宙へ行く!』
と言い切ってくれました。
ほんとうに、二十年後くらいに行ってそう!
行動力や知識もさる事ながら、将来に向けての意欲も凄い。夜遅くまで同年代と語り合ったのは久しぶりで大いに刺激を貰いました。日本にもまだまだ沢山面白い人はいるんですね。
最後にイルダさんと3人でパシャり。長野に遊びに来るの、待ってますよー!
イルダさんに見送られつつ、空港へ。
風もなく空気も澄んでいて山がよく見える。ウシュアイア、あまり観光しなかったけど静かで綺麗な街です。
市内から空港までは一時間ほど。
空港の中はこじんまりしているけど清潔感があり、wifiもある。
自転車もこうだったのを…
こうじゃ!!
楽しい楽しい飛行機輪行の様子をタイムラプス&ちょろっと解説付きで纏めました。
— やしまる@Cuba🇨🇺 (@remaker314) 2018年4月16日
これで貴方も夢の海外ツーリングへ!!
(重量オーバーして追加料金取られたとは言えない) pic.twitter.com/9XcVveMJFy
始めてダンボールを使って飛行機輪行するんですが、色々と荷物を一緒に入れられて便利ですね、これ。
チェックイン時に1004ペソ(5100円)が自転車料+重量オーバーでかかりました。まぁこれは想定内。
飛行機輪行は結構メンタルを使う。なんならこれからチリアルゼンチンの国境越えをして来い、と言われてもそっちの方が楽だと思ってしまうくらい。やっぱり僕はバックパッカーには向いていないかもしれない。
そんなこんなでブエノス・アイレスのホルヘニューベリー 空港に23:50到着。ここからキューバに行くには、明日の朝までにエセイア国際空港まで移動しなくてはなりません。
ホルヘニューベリー からはエセイア国際までの直通シャトルバスが出ているので、それを利用。Tienda Leon というオレンジのライオンマークが目印の会社で受付しました。ホームページでは23時の便がラストだと書いてあったんですが実際に行ってみると25時発の便があったので予約。
値段は275ペソ(約1400円)+自転車の箱120ペソ(600円)
二つ合わせて2000円ってところ。
距離は40キロ離れているので、値段は妥当ですね。
うとうとしながら、夜中の2時にエセイア国際空港に到着!眠い…
ハバナ行きの便は午前中の11時に出るので、それまでは自転車と共に過ごさなくてはなりません。二階で寝れるスポットがあると聞いていたのですが、荷物があるとエレベーターが使えないので泣く泣く一回の椅子で就寝。
…やっぱ飛行機は大変だ。。。