飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

突然やってみたシリーズ:手作りベーコン

 

突然ですが、ベーコンを手作りしたいと思ったことはないでしょうか。

僕はあります。

 

 

市販のものではなく、豚肉ブロックを買ってきて、塩漬けして、燻製して…

 

ちょっと荒々しいけど、豚肉の野性味あふれる肉にかぶりつきたい。

 「ベーコン 手作り」の画像検索結果

 

ベーコン作りは男心をくすぐる逸品ですよね。

 

 

クリスマスにみんなで持ち寄ってパーティをする機会があったので、

どうせならと思い作ってみました。

 

 

 

 

手順①漬け液を作る

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スーパーで売っている豚ブロックを使います。

 

本来なら表面に塩をすり込み、一週間ほど寝かせるのがベストらしいのですが、今回そんな時間はないのでソミュール液に漬け込む方式でいきます。

 

 

ソミュール液とは塩漬け保存するための液体で、浸透圧の関係で食材の水分を搾り取ります.


塩そのものに強い防腐効果があるわけでなく、浸透圧で置き換えされる水に塩が溶け込み、微生物が繁殖しにくくなるという原理ですね.

 

使用する塩の目安は、食材の重さの4~20%程度

2%位ですと塩抜きの必要が無い丁度いい塩加減ですが、これでは脱水が出来ず塩漬けの意味を成しません。

 

分量としては


水・・・1000cc
塩・・・40g~200g(醤油も使う場合は少なめで)
三温糖・・・20~100g(砂糖は塩の半分以下くらいが目安です)
スパイス・・・好み

 

です。

以上の材料を煮立たせて、冷えたら完成です.

 

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②漬け込む

作ったソミュール液に肉を漬け込んでいきましょう.

 

漬け込む期間は本来なら一週間がベストですが,僕は時間がないため二日間のみでした.

 

その場合は,フォークで肉に穴をあけておくと染みやすくなります.

 

ジップロックなんかでやるのが便利ですね.

 

空気を抜いたら,そのまま皿に入れて冷蔵庫で保管します.

 

③燻す

漬け込んだ肉を袋から出し,軽く水洗いした後キッチンペーパーで表面の水を取ります.

 

その後,一日ほど外で干しておくと,中の水分が飛び,煙の臭いが付きやすくなります.

 

燻し方はいろいろあるのですが,僕の場合は同居人が作ったピザ窯を使い,温燻にしていきます.

 

 

下の段から熱を加えながら煙を上の段に通していきます.

 

火で直接焼くのではなく,炎によって暖められた石が熱を伝えるので焦げにくく,中までじっくり火を通すことが出来ます.

 

 

他にもいぶりがっこやサバ,じゃがりこなどを燻してつまみながら,待つこと2時間ほど,,,

 

出来上がったのはこちら!!

脂身がほとんど落ちなかったため,大変パワフルで脳髄をゆさぶるような旨みがガツンと来ます.

 

切ってみるとこんな感じ.

ちゃんと火が通っていて,なおかつ味も染みていて絶品でした.

 

 

その他にも,燻製サバのサラダや燻製ピーナッツ,いぶりがっこチーズなど,燻製料理を作り,舌鼓を打ったクリスマスでした.

 

作るのに時間はかかるけど,一つ一つの行程はそこまで難しくありません.

 

ぜひ忘年会,新年会に手作りベーコンをふるまってみてはいかがでしょうか.

 

今日はここまで.

アディオス!\(^o^)/

 

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●ライター:やしまる

理系大学院生、来年3月から大阪に引っ越しします。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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