飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

熊野古道 *2 厳密な管理体制

 

 

思いのほか夜更かししてしまい,起きたのは朝の七時だった.朝のバスは8時発のため急ぐもあえなく時間は過ぎてしまう.そのため一時間後の9時のバスに乗りました.

 

昨夜過ごした田村の宿「ゲストハウスオガワヤ」は素敵なオーナーと物件がとても魅力的だったので,もし行く人がいればのぞいてみてほしい.地域おこしや田村市の魅力についてきっと話してくれます.

 

そのオガワヤの近くに,熊野古道の玄関口と知られる神社があるんですね.時間があったのでそこで旅の安全を祈願し,いざバスに乗り込む.

 

 

紀伊田村駅から世界遺産に登録されている滝尻王子まではだいたい40分ほど.ここから1000年以上前から仏教の聖地として参拝されている熊野古道が始める.

 

神社がすでに神々しい...

何かが出てきてもおかしくないような雰囲気のある祠の横を通りスタートです.

 

始まってすぐに急な斜面が現れる.

世界遺産と名高いだけあってかなり整備されているのかと思いきや,地面から根っこは飛び出すは浮石は多いわでかなりワイルドであることが分かりました.

 

かつては修行の場としても使われていたことがよくわかる道のりです.

ただし,きついだけではなく横にある杉の森がきれいにまっすぐに伸びていて,気分もなぜだかしゃんとなる気がします.どうやら自然に生えているようで,しっかり枝の剪定がされており,地面を見ると細い切り株も多いことから間引きもされている様子.なんだかんだでしっかり管理されている様子がうかがえました.

 

今日のルートは滝尻王子から近露王子までの14キロの道のり.一番アップダウンが多いルートで,久しぶりのトレッキングに足が早くも悲鳴を上げ,宿には五時ころチェックイン.

温泉もあり,スーパーもありでやることは一つ.風呂入ってビール飲む.これだかでなぜか今日が充実したような気分がでるから不思議ですね.

 

 

ちなみに,この熊野古道では参拝者が遭難や野宿をしないように,スタッフの方が巡回しています.僕は今日だけで同じスタッフの方と4回すれ違いました.この意味,分かりますかね...どうやら,厳密に管理されているのは森だけでないのかもしれない.

 

今日はここまで.

アディオス!!\(^o^)/

 

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●ライター:やしまる

理系大学院生、来年3月から大阪に引っ越しします。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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