飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

熊野古道の歩き方

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個人的に忙しい時期が重なり、1週間ほど何も更新できない日々でした。今は長野に戻り、少し落ち着いた生活をしています。

 

まさか引越しのために大阪と長野を2往復するのは思いませんでした笑 このシーズンはやはりどの引っ越し屋さんでも高くついてしまうので、出来るだけ早めに予約するのが必要ですね。

 

そんなことがありつつ、忘れないうちに熊野古道についてまとめておこうと思います。もしこれから行く人がいれば、参考になりますように。

 

ルート

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全てのルートを合わせると1000kmを超えるという熊野古道を全て歩くのは難しいので、日程や行きたいところに合わせていくのがおすすめです。

 

大きく分けると、

・山の中を歩いていく中辺路

・海沿いを歩く大辺路

・高尾山に向かって登っていく険しい小辺路

・中辺路から三重の海沿いを歩く伊勢路

に分かれます。

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僕は今回中辺路と伊勢路の一部を歩きましたが、おすすめはやはり中辺路です。

 

真っ直ぐに伸びる杉の木と神社のコンビが美しすぎます。

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情報が多いのと、道も整備されているので一番歩きやすく、アクセスも良いと思います。

バスを使えば土日で行き帰りも可能なので、ぜひ初めての方には行ってもらいたいな。

 

アクセス

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基本的には大阪や三重、和歌山までバス、飛行機、電車で行って、そこから路線バスで各ルートの起点に向かうことが多いと思います。

 

路線バスは便は少ないものの、かなり熊野古道に沿って張り巡らされているので、時間がない場合はある程度バスで進んだり、きついところだけをスキップするのもアリだと思います。

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1日に四本しか来ないところとかもあるので時間には注意しましょう。

 

僕は

長野→大阪(高速バス)

大阪→紀伊田辺(電車)

紀伊田辺→滝尻王子(路線バス)

 

道の駅くまの→新宮大社(舟下り)

 

新宮市→熊野市(電車)

 

熊野市→尾鷲駅(電車)

 

尾鷲駅→伊勢市(電車)

 

で移動しました。今考えるとかなりの区間歩いていないな……

 

宿

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熊野古道世界遺産なので、基本的に野宿はアウトです。例外的な状況も含めるとかなりグレーゾーンですが、少なくとも大っぴらにテントを広げることは難しいです。

 

幸い10km間隔くらいで町はあるので、半日歩ければ宿にたどり着くことはできます。

 

値段は大体3000円〜5000円ほど。宿によりますが、キッチンがついているところは少なく、宿にご飯コースが付いていることが多いので、自炊したい人はコンロやバーナーがあると便利です。

 

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ハイシーズンだとかなり混み合うことが予想できるので予約していくことがおすすめです。

 

僕はairbnbとbooking.comと予約しましたが、場所によっては電話予約のみのところもありました。山奥では電話もつながらない場所があるので、やはり早めに予約しておくのが吉ですね。

 

 

服装

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僕が行った3/4〜10の間は最高気温18度、最低気温2度ほどでした。夜はやはり山なのでかなり冷えます。

 

日中は長袖の上下インナーに半袖短パンの格好でちょうど良かったです。

風があるときはそれ+ゴアテックスのジャケットを着るくらいでした。

 

夜は割と冷えるので、ヒートテックを着た上に長袖長ズボンを着る感じですね。

 

晴れたときなんかは半袖短パンでいた時もありましたが、関西にしては少し寒い寄りで服装を考えると良いと思います。
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お金

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大体1週間いて、全部宿泊、昼ごはん以外は自炊で過ごしたところ、

およそ50000円弱ほどかかりました。

 

テント泊できればもう少し抑えられたかもしれませんが、大体このくらいかかるのではないでしょうか。1万五千円ほど交通費でかかっているので、1日あたりは5000円ほどでしょうか。

 

スタイルにもよりますが、そこまで物価が高いとかは感じませんでしたね。

 

 

持ち物

 

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・下着 ×2

ヒートテック上下 ×1

・靴下 ×2

・半袖 ×2

・短パン ×1

・長ズボン ×1

ゴアテックス上下 ×1

・ガスバーナー

・コッヘル ×2

・洗面用具

・充電機系(モバイルバッテリー等)

・ミラーレス一眼

・三脚

・GoPro

 

・食糧(チョコレート、クッキー等の行動食+パスタやラーメン等の昼ごはん)

・水700ml

 

基本的に

2日分の歩く服を交互に着回している感じで、荷物は極力減らしていきました。

 

ガスバーナーは宿にキッチンが付いていないことが多かったので割と使う機会はありました。道中の昼ご飯時にも温かいコーヒーや食事を取ることができるので、余裕があればもっていくといいと思います。

 

食料は昼ごはんと行動食くらい。宿に泊まるので朝晩は宿で作っていました。思いの外水を補給できるところが少ないので、夏場は1.5Lほど水分をもっていくといいと思います。小川はあるのでグレイル等の浄水器もあれば便利だと思います。

 

 

 

これ以上書くと少し長くなるので、続きは明日にしようかな。もし必要な情報が有れば言ってもらえれば書きますので、コメントください。

 

今日はここまで。

アディオス!!\( ˆoˆ )/

 

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●ライター:やしまる

理系大学院生、来年3月から大阪に引っ越しします。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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