コロナウイルスの影響で在宅勤務をする方も多くなってきたのではないでしょうか.
僕も入社してからずっと在宅研修になり,会社に行けない日々が続いております.
そんななか家にいることも多くなり,仕事や作業を部屋で行う方も多いと思います.
しかし,そうなるとだらけしまい,思うように効率よく進めることが出来ない事もあると思います.というか僕はなかなかやる気が起きずに,スマホを触ってしまったりだらだら過ごしてしまう時間も多くなってしまっています.
どうにか部屋にいてもやる気を出して取り組めないかなと思い調べてみると,どうやら「メルロビンスの5秒の法則」というものが見つかりました.
この「5秒の法則」というのは本でも出版されており,提唱者のメル・ロビンスは元ニューヨーク州の弁護士だったそう.
彼女がボストンに引っ越した際にそのストレスや日常の悩みから仕事がうまくいかず,家族全員が経営難に陥った際に考案された「物事を成功させる方法」だそうです.
この「5秒の法則」は本だけでなくTEDxでもプレゼンされており,youtubeから見ることが出来ます.
この「5秒の法則」とは,メル自身が言う通りとてもシンプルです.
それはなにか物事を始める時に,面倒くさく感じたら5,4,3,2,1とカウントしてその間にスタートさせるというもの.本当に簡単ですね.
メル曰く,脳には二つの機能があり,それは「自動運転」と「急ブレーキ」であるということ.
自動運転は使用するエネルギーが低く,日常をルーティーン化することによって思考する時間を少なくします.自動運転になることによって,エネルギーをロスすることなく動くことができ,人間の脳はこの自動運転を非常に好んでいます.
しかし,普段と違うことをやろうとしたり,何かを始めようとすると,脳は無意識的に「新しい事=危険なこと」「慣れていないこと=面倒くさいこと」と急ブレーキをかけて,いつもの自動運転に戻そうとします.
普段の生活の中で例えると,あなたが気になる人にLINEしよう!と思ったとします.
しかしいざ送るとなると,
・やっぱり嫌われちゃうからやめようかな...
・もう少し仲良くなってからにしようかな...
と無意識にためらってしまったことはないでしょうか.
脳は普段と違うことをやろうとすると,ブレーキをかけて足らない言い訳を探してしまいます.そして「やっぱり今はやめておこう」となって,夢は実現しないのです.
そうならないために,ブレーキがかかる前に動き出してしまうというのがメルロビンスの提唱する「5秒の法則」ですね.
実際に行動してしまえば,一貫性の原理が働いて人は動き続けます.
いかにしてエンジンを動かすか,という点が最も重要であり,その分野においてこの「5秒の法則」は有効であるということですね.
ちなみにプレゼンを聞いていて面白かったのは,「人はやる気を出して動くのではなく,行動してからやる気が出る」ということ.
やる気が出てからやろう,いつかやりたくなったらやろう,という風に,やる気が出るのを待って面倒な事を先延ばしにしてしまいがちですが,そのやる気が勝手に表れることは未来永劫ないのだとか.
課題とか仕事も,何か理由をつけてやらずに放置して,結局は締め切りが迫ってしょうがなく始めることが多いですよね.
やる気を待つのではなく,自分で生み出すことが必要です.
何か面倒くさいことがあっても心の中で5秒カウントして,効率よく作業を進めていきたいですね.
ちなみにこのブログも書く前に5秒カウントしてから書きました.カウントせずに書けるようになりたいな...
今日はここまで.
アディオス!!\(^o^)/
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●ライター:やしまる
自転車総合メーカーのサラリーマン。
大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています.カレーづくりが好き。
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