僕は毎日1時間ほど漫画アプリに時間を使ってしまう程度には漫画が好きなんですが,その中で読んだあと頭に残るシーンがあります.
これは「左利きのエレン」という漫画に出てくる「天才」の定義なんですが,
天才とは,「集中力の質」からくるものなんだそうです.
天才は突飛なことが出来るひと,っていう印象がありましたが,努力が天才を作るなんてよく言いますもんね.努力が出来るっていうのはそれだけで才能な気がします.
しかし,この「集中力の質」というのはそれとはまた少し違うみたいなのです.
漫画の中のセリフによると,
「才能とは集中力の質である」
と断言されます.
そして才能とは集中力の掛け算であり,それぞれ
・集中力の深さ
→邪魔が入ったり周りに流されない力
・集中力の長さ
→どれだけ長く保っていられるか
・集中力の早さ
→スタートできる瞬発力
に分類されるんだとか.
そしてこの長さ・深さ・早さの掛け算をしたものが自分の才能を表します.
ここで注意なのが,全てのステータスが高い人が才能があるのではなくて,それぞれタイプがあり,活かし方がそれぞれ違うということ.
ある程度の集中力をそこそこ保ちながら動くことが出来る持久力タイプや,入るのには時間がかかるが,高い集中力を発揮するスロースタータータイプもいれば.
短い時間に深い集中力で高いパフォーマンスを出すタイプもいます.
よく天才というと,この瞬間的にピークを出せるタイプが注目されますが,どのタイプにも得手・不得手が存在し,個で完結したタイプ,というのはいないそうです.
作中でも天才,秀才,凡人がそれぞれ葛藤し,悩み,かかわりあっています.
特に,どの天才にも相棒となる天才が存在し,お互いの欠点を補いあい.長所を伸ばす場面が個人的にはグッときました.
自分一人ではできる事とできないことがあるというのはさんざん思い知ってきたので,そろそろ周りを巻き込みながら何かを始めたい所ですね.
そのためにも自分がどんなタイプの天才なのか知っておくとこれからのためになりそう.
ちなみに僕は
集中力の深さ→そこそこ
長さ→短い
速さ→早い
かなーと思いました.
果たして誰かの弱点を埋められる日は来るのだろうか...
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●ライター:やしまる
自転車関係のサラリーマン。
大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て12カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。カレーづくりが好き。
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