飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

day.136 雨季 vs 晴れ男


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何だかんだここまで4か月、カナダ、アメリカ、メキシコと走ってきて雨に降られたのは1週間くらいなだけという圧倒的晴れ男を発揮してきた僕 。

 

対するは毎日雨が降るという旅人泣かせの地球と太陽が生み出した悪魔、雨季。

 

 

ここに1つの矛盾が生じた。

 

絶対に晴れさせる男

vs

絶対に雨を降らせる気候

 

天秤は果たしてどちらに傾いたのだろうか…!

 

 

 

 

 

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AM 6:00 起床。 雨降ってる!!!

 一気にやる気を失くす僕。バスを使う予定はないので、アグアスカリエンテスから遺跡まで歩いて登らないといけないのに…

 

しかも、マチュピチュ山のエントランス時間には制限があり、8:00までに標高差400mを駆け上がらなくてはなりません。

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何だかんだ出発は7:10ほどになってしまい、雨の中まさかの朝から階段ダッシュ。部活の朝練か。なんとか1時間半かかる所を40分で登りました。

 

しかしそこからも地獄は待っていました。

マチュピチュ山、どうせ標高2500mくらいだろう、大したことないだろうと思ってたらまさかの標高3000mあり、急傾斜の階段がずっと続きます。

 
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ずっと続く階段、止まない雨、先の見えない天気。。。。

 

 

これ完全に雨季の勝ちじゃね?(;´д`)

という邪念が心に過ぎります。

 
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でもあれだ、これまで体育祭や修学旅行、数々の大事な場面は晴れてきた。

自分の晴れ男力を信じて登り続けると……

 
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徐々に徐々に…
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晴れました。

おぉぉおぉおおぉおおお!!!

 
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曇っていたのはどうやら下界だけだった様子。

雲の間から、ばっちりあの『天空の遺跡』が見えます!

 
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あれだけ降っていたのが嘘のように太陽が顔を出し、時折かかる霧が幻想的な雰囲気を醸し出します。

 
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なるほど、確かにこれは『死ぬまでに一度は見たい景色』かもしれません。

 
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頂上でたまたま出会った旅行者、たいきさんと記念にパシャり。

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しばらく頂上でゆっくりして今度は遺跡のほうへ降りてみました。

 
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ポスターや写真で見たことのある景色がドーンと目の前に広がります。

実際、あの写真と同じ景色な訳ですが、やっぱり自分の目で直接見るのは違いますね。。。

 
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アルパカなのかリャマなのかよく分からない
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とりあえず世界遺産茅葺き屋根をむしゃむしゃしてました。
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個人的に言うと、マチュピチュ遺跡より、マチュピチュ山を登って見えた景色のほうが感動しました!

 

遺跡のほうは凄いと言えば凄いんですが、インカ帝国の歴史や伝統に全く興味のない僕からしたら『おぉ、すげー』という感想しか持てませんでした。

 

それよりも、遺跡の奥に佇むワイナピチュ山の個性的な形や、周りを取り巻く川、谷、そして無数に連なる山脈があの遺跡を100年前までずっと隠していたという事実、そしてそれを見つけた時の感動が味わえる山頂トレッキングのほうが僕は印象に残りました。

 

なのでどちらかと言えば、『死ぬ前に一度は登りたい遺跡』ですかね、あくまで個人的意見ですが!)^o^(

 

 

 登山の後は温泉へ。

ここ、マチュピチュ村はアグアスカリエンテス(暖かい水)という名前の通り、温泉があるんです!!!うひょーー!( ´∀`)

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湯船に入るのは、、あれ?4か月ぶり!!

前にカナダで入ったぶりです!

 

ちなみに湯温は…うん…ぬるい…

日本の基地外じみたアツアツのお風呂が懐かしい限りです。

 

クスコでは日本人と全く会わなかったんですが、ここマチュピチュ村では何人かとご対面し、この後ご飯やお酒タイムに臨むのでした。

 

day.135 スタンド、バイ、ミー!


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南米に入る上で、どこから開始しようか日本にいた時非常に迷っていました。コロンビアで世界三大滝を見るのも良い、エクアドルで赤道を自転車で超えるのも良い、ペルーのリマからアンデスを超えるのも良い……

 

正直、魅力があり過ぎて、なかなか決められませんでした。但し、やっぱり時間の関係でペルーかボリビアから開始せざるを得ない。

 

ということでペルーはクスコに飛んだ僕。どうせなら、『死ぬ前に一度は見たい絶景』であるマチュピチュを見て幸先の良い旅にしよう。インカの神に旅の安全を祈願しよう。

 

まぁ自転車盗まれる事から始まったので全然幸先良くないんですが。きっとインカの神がなんとかしてくれるだろう。雨季だけどきっと雨もなんとかしてくれるだろうと思いバスに乗り込みました。

 

バスは途中いくつか村に寄りながら水力発電所を目指して行きます。最初こそ舗装路で快適なバス旅でしたが、途中から未舗装に変わり、山を越え川を越え…心底自転車で来なくて良かったと感じました。

 
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水力発電所には15時頃到着。帰りのバスを待つ人達でごった返しています。

ここからは通称スタンドバイミーコースと呼ばれる線路沿いを10キロ歩いて、遺跡観光の拠点となるアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)を目指す。

 
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初めは線路沿いではなくバナナ密林のなかをくぐり抜けていきます
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この道、15分で飽きると言われてたんですが、山も綺麗に見えるし、道も平坦で物思いにふけながら歩くことができました

 
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線路の上を歩くなんて、まさにあの映画『スタンドバイミー』を彷彿させる。思いのほか線路の上は歩きやすく、なおかつこの道を歩く人は若者バックパッカーが多いので、話も合いやすく、歩いてて非常に楽しいコースでした。

 

(ちなみに僕は映画スタンドバイミーを見たことはありません)

 


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2時間ほどでアグアスカリエンテスに到着。ここは物価が高いので、事前に見つけていた安ホステルに飛び込みでチェックイン。

『casa machu pichu hostel』

朝食込みで30ソル(1050円)

朝ごはんは4時半から食べれるので早朝発の人にはとてもありがたいです。

 
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いよいよ明日からはあのマチュピチュ遺跡に登ります。今日は多少雨が降ったくらいで済んだけど、明日はどうだろうか。心なしか雲が増えてきた気がしますが、信ずるは誠なり。僕の晴れ男パワーに任せます。

 

マチュピチュまでのルート解説

 

自転車の心配がなくなったので、いざ観光に移る事にしました。

目指すは『死ぬ前に一度は行きたい絶景』として名高い【天空遺跡マチュピチュ

 

実は、自転車乗りにとって、このマチュピチュに行くか行かないかには賛否両論があります。

 

理由はマチュピチュに行くだけでかなりお金と時間がかかる上、色々と予約や交渉が必要になるからです。また、いざ行ってみるとがっかり世界遺産だった、という噂もあります。

 

要するに行くのにめんどくさい割に大したことがないかもしれない、謎に包まれた観光スポットであるわけです。

 

今回、雨季ということもあり非常に悩んだんですがやっぱやらずに後悔よりやって後悔、最悪、雲の中でまーっ白な景色を世界遺産だと言い張るのも面白いなと思い、行くことを決意しました。

 

 

因みに、マチュピチュに行くにはいくつか方法があり、これが旅人を悩ませる種となります。

基本的に、クスコアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)→マチュピチュ遺跡 と移動をしなくてはならず、お金と時間によって選択肢が無限に出てくるのです。

 

マチュピチュの行き方には様々なブログで紹介されているのでここでは割愛しますが、何より面倒くさいことが嫌いだった僕は最低限のバスと後は全部歩く『最安ガチムチルート』で行きました。

 

 

(恐らく)最安値!ガチムチマチュピチュルート

 

簡単に説明すると、

クスコ水力発電(hideoelectica)までバス

 

水力発電からアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)まで線路沿いを10キロ徒歩で移動(スタンドバイミーコース)

 

アグアスカリエンテスからマチュピチュ遺跡まで徒歩で登山、マチュピチュ山を登り、帰りも徒歩で下山

 

④徒歩でアグアスカリエンテスから10キロ歩いて水力発電まで移動

 

水力発電からバスでクスコへ。

 

この方法で結果として二泊三日、宿泊料やご飯代、入山料全部込みで1万円とちょっとで観光することができました。マチュピチュ山に登らなければ、一万円切ります。ちなみにこの方法はお金はかかりませんが時間と筋肉を消費します。我こそはという方は是非。

 

予約の仕方

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①まず前の日にツアー会社にお願いしてバスの手配をします。ツアーを開催しているオフィスは無限にあるんですが、アルマス広場の周りが待ち合わせも分かりやすく良いと思います。

だいたいクスコから水力発電所までのバスの相場は往復で60ソル(2100円)僕は58ソルでお願いできました。

 

②次に、マチュピチュ遺跡のチケットを取ります。ツアー会社にお願いして取ることも出来るのですが、手数料かかるのがめんどくさかったので自分で取りに行きました。アルマス広場から歩いて五分程の場所にある文化庁で入手できます。

僕が取ったのはマチュピチュ遺跡+マチュピチュのチケット。ワイナピチュ山に登りたかったのですが、生憎売り切れでした。200ソル(7000円)なり。たっけえ!!!

実はこのチケット、学割が効くのですが、国際学生証と一緒に現在在学中の学生証も必要とのこと。オフィスでドヤ顔で国際学生証だけ出したら断られて膝から崩れ落ちました。

 

一応、予約はこれだけです。

あとはアグアスカリエンテスでのホテル手配やレストラン探し、お菓子や軽食の購入をクスコで済ませておくと楽になります。また後で実際に泊まったホテルやおすすめのご飯屋を紹介します!

 

では、次から本編スタート!

果たして僕はマチュピチュを見れたのか?!

僕のなまった体はこのガチムチルートに耐えれたのか!?

乞うご期待!!

 

day.132-134 自転車求めて東奔西走

 

年が明けて最初にやるのは、マチュピチュ観光でもインカトレッキングでもニューイヤーパーティでもなく…

自転車探し。

かつてこんな年明けがあっただろうか…

おはようございますやしまるです。

チャリ盗まれるのってやっぱり面倒くさいですね!

 

 
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クスコで自転車のパーツを探すには、正規店[BIKE HOME]が1つと自転車屋街(通称闇市)に行くしかありません。

 

しかし!当然のことながら年末年始で店がやっていない!!

1日目はしょうがなく宿で『ステイ』が選択されたのでした。

 

運命の2日目。

闇市のほうに行って見ると……

 

マウンテンバイクしか置いてない…おぉふ……

 

タイヤやチューブ等の消耗品は沢山あったのですが、肝心のフレームはほぼマウンテン仕様。

キャリアもママチャリ用のしか置いてなかったです。

 

これは…マウンテンバイクに荷物を縛り付けて走るスタイルになるのか…?

 

と一抹の不安を抱えながら正規店に今度は行ってみると……

 

 

そこには完璧なツーリングバイクがありました。

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僕『こんにちは!新しい自転車買いたいんだけど、キャリア2つ付いててタイヤ太くてギアがシマノのロングツーリングできる自転車、ありませんか?(どうせないだろうな)』

 

店のおっちゃん『あぁ、あるよ!』ポイッ

 

僕『えぇ……』

 

既に壁にかかっている時点でタイヤ太さ38c、フロント、リアキャリア付き、バタフライハンドル装備、ブレーキ、ギア共にシマノ製という僕がいじる隙が全くありません。

 

10秒で盗まれたチャリは難なく10秒で見つかったのでした。(但しいつも置いてあるわけではないらしいので、運が良かっただけかもしれません)

 

なんかあまりにもあっさり見つかり過ぎて不完全燃焼だったので、残りの時間はクスコの美味しい店探しに費やすことにしました。

 
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少し高級志向な貴方におススメなのはアルマス広場から歩いて五分のお店『Restaurante Qori Sara』

ディナーのmenuが10ソル(350円)でチーチャ、スープ、主食、デザートが食べられ、非常に美味しいです。店も綺麗で店員さんも優しく、おススメ。

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僕の泊まっている『Hostal Estrellita 』の近くにある定食屋は、なななんと昼夜共に3.5ソル(120円)で食べられ、ジュース、スープに主食が付いてくるという圧倒的コスパを誇ります。味もよく、クスコナンバーワン定食屋の称号をあげたいくらい。客引きのおばちゃんも優しいのでおススメです。

 
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ペルーの格安ご飯によってメキシコから次第に衰えていった自炊欲は更に無くなるのでした。

day.131 ハッピーニューイヤーは南米で


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ね、眠い……

3時25分発の飛行機に乗り、ペルーの首都、リマに着いたのは夜の10時。飛行機の中で少しは眠れたものの、ここからクスコ行きのフライトまで起きてなくてはならない。

ちなみにフライト出発時間は朝の3時45分。

まじ眠いっす。。。

 

飛行機の中から朝日を拝もうとおもっていましたが、案の定爆睡。乗ったと思ったら次の瞬間にはクスコに着いていました。

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初の南米。初のペルー。この旅では四カ国目だけど、未だに新しい国に入るときはドキドキします。とりあえず、ホテルを目指して歩く…と思ってたけど以外にも、息がすぐ切れる。

 

そう、ここクスコは標高が3370mあり、富士山の頂上にいるようなもの。25キロの荷物も持って歩くだけでゼーゼーハーハーになるんです!

寝不足だし、高山病も怖いのでタクシーを使って中心部まで移動しました。

 

最初、日本人に人気のホステル『Casa del Inca 』に入ろうとしたんですが、何故か扉が閉まっておりやってる様子がない。。。ので、自転車旅行者が集まる『Hostal Estrellita 』へ。

ドミトリーで朝食付き、ヒョロヒョロだけどwifiありで20ソル(1ソル=35円 、 700円)なのでまぁ良しとしましょう。

 

部屋に着いて、すぐにベッドに飛び込みました。あぁ、やっと眠れる。。。!!

 

ここから怒涛の15時間睡眠。気がつくと、あたりは真っ暗で、部屋には人が誰もいない。窓の外からは何やら花火の音が聞こえます。

 

今日は12/31、大晦日!

自転車の件ですっかり忘れていましたが、世の人達は皆年に一回の一大イベントに大はしゃぎなわけです。

 

こうしちゃいられない!とカメラを持って、外へ。とりあえず、人の流れに沿って大きい音のしている方へ行ってみました。

 

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たどり着いたのはアルマス広場。もう着いた時すでに爆竹が投げられ、群衆から花火がポンポン上がり、一歩間違えばテロのような状態ですが、皆ハイテンションで飲めや歌えやの大騒ぎ!!

 
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パンツ一丁で走り回る人もいれば飲みすぎて倒れてる人もいれば…なんだここ!(チャリ部の飲み会みたい)

さすがラテンの人達。夜でも元気です。

 

こんな地球の裏側で年を越すことになるとは……去年の今頃は想像できていなかったでしょう。周りの支えと、自分のちょっとだけ上がった行動力に感謝します。

 

ということで新年明けましておめでとうございます!

旅もあと半分となりましたが今後ともよろしくお願いします!!m(_ _)m

 

 

ひとまずなるべく早くチャリを見つけたい。

 

 

 

day.130 いざ試される大陸へ


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普段からそんなにお酒を飲んでいなかった僕は、毎晩のビールが朝に響くようになりました。おかげで7時に起きようと思ってたのが9時に目を覚ます大寝坊。

 

飛行機は15:25出発なのでまぁ余裕はあるんですが、南米諸国は【原則片道航空券での入国はできない】とのことだったので、なるべく早めに着きたかったのです。

 

眠ーいなか、いそいそと準備を始めます。

自転車バック含め、全部で6つあるバックをなんとか袋に詰め、二つにまとめる。こんなに荷物あったのか!と思うほどバックパックの中から物が出るわ出るわ。飛行機前の良い断捨離になりました。

 

出発する前に、お世話になった人達に夢を聞いてみました。

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同室だった韓国人のユンゾは、スペイン語がペラペラでポリスレポートを書いてもらいに行った時ずっと付いて来てくれて、通訳してくれました。日本人宿で日本人以外にこんなに親切にしてもらえるとは思ってなかった。いつかまた会う時にお返ししないと!

夢は『国際結婚して、メキシコに住む事!』

仕事のためにスペイン語を勉強していて、永住を目指しているんだとか。頑張って欲しいです!

 

いつもご飯を頂いたり、良くしてもらっていた笹岡ファミリーの紅一点、さやかさん。

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子供達には常に癒され、旦那さんのこうへいさんとさやかさんには常に笑わされていました。一緒に宿で過ごせて良かったです!

 

ラフティングガイドのお二人。やっぱり大人になって、カップルで世界を旅するのは憧れる。自転車は難しいかもしれないけど、二人のように仲良く、そして面白く旅したいと思いました。

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この日は、今日まで仲良くしてもらっていた人達の大半が出発する日。その中でも、僕は一番早い出発だったので見送りしてもらいました。

 
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ありがとうございました!!また、日本で!!

うぉぉおおお寂しいぃいいいい‼

 

 

空港まではタクシーで60ペソ。

前回、ロサンゼルスで搭乗拒否された経験があったのでかなりドキドキしていたのですが、、、いざチェックインしてみると、、

あっさりと通りました。

なんなら最後『コンニチワ、アリガトウ』って言われたし。なんだかなー、やっぱメキシコ人好きだ!

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ということで初の南米へ。

違う国に行く時はいっつも90%くらいのワクワクと10%のドキドキを感じます。

新しい場所で、新しいスタートを切ろう。もう少し頑張ってみよう。

飛行機から見た夕陽にそう誓ったのでした。

 

day.123-129 メキシコシティの愉しい()生活

 

12/23 - 29 までのほぼ1週間、『伝説の日本人宿』と名高い【ペンションアミーゴ】に宿泊していました!

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宿情報

ペンションアミーゴ

メトロバス駅 レボルシオン、イダルゴから徒歩10分

ドミトリー 1泊140ペソ 二人用部屋 1泊280ペソ

ホットシャワー、wifi、洗濯可能。

ハンモックあり、屋上あり、レンタル自転車あり。

 

12/24 

クリスマスということで皆でシェアご飯を作る事に。特に相談せずに各々が好きなものを作る感じ。鶏肉の水炊きに鶏肉の煮込みにローストチキンに……鶏肉だらけ。まぁいいか、クリスマスだし!皆の料理スキルの高さに驚きました。しばらく美味い!を連発するマシンに。

ちなみに僕は野菜のディップスティックを作り(盛り付け)ました。

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お菓子の家を作るキッズ達。

 

12/25

街を散策してみるも、どこもクリスマスで店がやってない!90%がキリスト教徒のメキシコでは、クリスマスイブから皆が家族と過ごすので、大型スーパーを除きほとんどの店が閉まります。


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ご飯どうしようかと思ってタコスの屋台に行ったら、やっぱり客もクリスマスで少ないらしく家族総出でサービスしてくれました。

 
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これ着とけ!とエプロンを渡され、こう切るんだ!と大包丁を渡される。
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 6個で35ペソ(210円)最安値を更新!!
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その後路上遊園地へ。女性陣は男性陣からの要望により、お化け屋敷へ!!入った途端の悲鳴が良い酒のつまみになりました。
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男性陣はロデオへ。安全性など皆無の文字通り暴れ馬と化した台の上で吹き飛ばされまくりました。操作してたお姉さんが凄い楽しそうにしていたのが印象的です。
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12/26

この旅で初めて風邪を引く。しかもなかなかの重態で、熱プラス頭痛でベッドから全く動けず。一日中寝て過ごしました。夜ご飯に頂いたご飯が身に染みた。さやかさん、その節はお世話になりました。

 

12/27

風邪薬が効き元気になるも、副作用でお腹がゆるゆるになる。不安を抱えたまま自転車のアイテムとカメラの整備をしに街へ繰り出す。自転車盗まれる。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! あまりのショックに一晩中枕を涙で濡らしたところ、お腹と相まって脱水症状を起こし動けなくなる。泣きっ面に蜂とは正にこの事でした。

 

12/28

警察にポリスレポートを書いてもらう。

場所が本当に分かりづらく、1時間半ほどぐるぐるとたらい回しにされました。ビシッと最初から教えてくれればいいのに!

 
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黄色の建物がそうです。

それでも、付いて来てくれた同室のユンゾがスペイン語を話せるおかげで見つけられ、無事盗難届を入手しました。あんたイケメンだよ。。。これで保険が効いてくれるかもしれない!肝心の保険会社は、既に年末年始のお休みに入っておりました。

 
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すき家を発見!!

そして今宵も遊園地へ。
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 家族、カップルで祭りっていいなぁとしみじみと感じました。べ、別に寂しくなんかないし!!

 

12/29

郵便局で日本に要らない荷物、お土産を送る。

2キロで7000円かかったと聞いてビクビクしていたところ、270ペソ(1620円)で済みました。何だったんだろう。屋台をぶらぶら物色しながら街を歩いてみたんですが、やっぱり自転車は見つかりませんでした。

 
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郵便局の中。豪華すぎません?
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体調を崩した日以外、ほぼ毎日夜はビールを飲んで、路上遊園地に繰り出し、屋台やアトラクションを楽しんでいました。大学教授からラフティングスタッフまで異なる職業、年齢、環境の人がここに集い、下らない話題で大盛り上がりするのは本当に楽しい日々でした。

 

メキシコシティには【サンフェルナンド館】というもう一つの日本人宿もあったのですが、今回アミーゴに泊まって本当に良かったと思います!また、どこかで会えたら良いなぁ。

 

ちなみに、観光らしい観光はしてません。また来る時のお楽しみということで!