
昨日目張りした窓は完全に冷気を妨げてくれたと思いきや、朝起きてみると他にもたくさん窓の隙間がある事が分かった。どうりで朝寒いわけだ。

しかし起きてこの景色が見れるならそれも悪くないかもしれない。
朝食を食べた後、後髪を引かれる思いで家を出発。
今日も少しゆっくり目の8:30からの歩き始めとなった。


初めはジープロードを歩いていると、一気に景色が広がった。
見渡す限り草原になり、荒々しい岩山と背後には雪山が聳え立つ光景で、ラダックのトレイルといえばこんなところ!と想像していた風景が目の前に広がる。


一つ目の峠までは緩やかな登りで気分よく歩けた。天気も良く、すこぶる気持ち良い道で、このshamvalleyトレッキングのハイライトとも言える景色。


問題はその後である。
Hemis ShukpachanからTingmosgangまでは二つの峠を越えるのだが、一つ目の峠から二つ目の峠まではトレイルを歩くか、一般車道を歩くか選ぶことができる。
トレイルはなぜか谷底まで下り,すぐに登るという脳筋ルートになっている一方、車道は高度を保ったままトラバースしていき、アップダウンはほぼ0。

せっかくだからトレイルを歩こうかという気持ちもあったのだが、この日はタクシーとの待ち合わせ時間もあり、僕達は車道を歩いた。
見てくださいこのザンスカール山脈を眺めながら歩く素晴らしい車道を。



これは敗北ではなく、紛れもなく勝利の景色です。

ということで二つ目の峠までもあっという間にすぎ、12:00手前には到着。ここからはほぼ下りのみなのでかなり順調。


谷底をトレースするような非常に歩きやすいトレイルに沿って行くと、Ang村に到着。

道端でランチを食べる。この時期はあまり商店も開いていないのだが、運良くhemis shupachan村でジュースとレイズのポテチを買えたので、豪華?なランチとなった。

ここから先は車道オンリーとなるため、特に迷いもせず進む事ができた。そして目の前にそびえる本日のゴール、tingmosgangのゴンパ(寺)が見えて来た。

200m上に聳え立つゴンパ。
最後の最後でかなりしんどいのだけど、トレイルの最後を締めくくると思い、無心で登る。
頂上からはこれまでの道筋が見え、更には華麗な釈迦像にも出迎えてもらい、無事ゴール。

タクシーには14:30にゴンパ集合、と話しており、到着は14:10だったのちょうど良かった。

と、ここまでは良かったのだが、14:30を過ぎてもタクシーの姿が見えない。
まあここはインドだしな、と余裕の表情で30分ほど待ったが一向に来る様子がないので、ドライバーに電話をかけたのだが通じない。
今回はツアーエージェントを通して予約していたので、エージェントにも連絡したところ、エージェントもドライバーに電話が通じないようだった。果たしてドライバーはどこに行ったのだろうか。
流石に焦りが生じてきてgoogleに『インド タクシー 来ない』と調べ始めたところ、遠くから見覚えのあるバンが。
どうやら僕たちはゴンパの頂上を集合地点だと思い込んでいたが、ドライバーはゴンパの麓を集合地点だと思っていたらしい。
麓は電波が入らないので、村人に話を聞きながら、上に向かった僕達の情報を得て、車で上がって来てくれたらしい。当たり前のことだが、集合地点はちゃんと地図上で決めておくべきだった。

そんなプチトラブルがあったが、2時間後にはレーに到着。飛行機で着いたばかりの時は田舎町のように感じたが、三日間山中で過ごすと大都会のように感じてしまう。

夜ご飯には山中では食べられなかった肉料理を出してくれるレストランへ。ほとんど菜食のチベット食事も悪くないのだが、久々に噛み締める肉はとてつもなく美味かった。
































































































