飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

day.185 ケチャップ強盗にご用心!

 

ようやく日本からの助っ人達が集合しました。

今回のイカれたメンバーを紹介するぜ!!!

 
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一人目!サイクリング部のキャプテンでありながら時々乙女になる髭面!ゆうちゃん!!

 
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二人目!!絶景にも目もくれず走り続ける鉄人兼料理長ぽりえ!!

 
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3人目!!見た目はヤンキー、心はオタク!さとちん!!

 
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そして4人目!走る浮浪者こと、僕!!!

 

 

以上の4人で南米最後の至宝、アウストラル街道を走りまーす!うおおおおお!!

 

頼れる仲間達が続々と集合し、早速サンティアゴ観光へ。といっても僕たちが行くのは観光地ではなく、食べ物。

 
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セントラル駅の近くの屋台街で、食い漁る。僕達の目当てはこのアンティクーチョと言われる牛串焼き!ごろっとしたジューシーな牛肉が5〜6個ついて、1000ペソ(180円)!ボリュームもあり、ワイルドな味がして毎日二本は食べてます。

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宿はサンティアゴの有名宿のタレス

汚いと噂だったんですが、管理人のスコットが出かけており、新しい管理人のリチャードと、ビビさんによりホテルは大改造ビフォーアフター中!

部屋も廊下もすっきりしておりとても居心地が良い。

 
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そんなこんなで快適なサンティアゴライフを送っていたんですが、全員が揃った次の日の朝に事件は起きた。

 

ホテルから歩いて三分のところにスーパーがあり、4人で買い出しした後ホテルに戻っていたら、通りのおばちゃんが『貴方達、何か液体がついているわよ』と言ってきた。

 

実際見てみると、背中に茶色い粘り気のある液体がついており、なんじゃこりゃーー!!と場は騒然!!

 

僕は付いてなかったのですが、3人は結構汚れておりおばちゃんティッシュで服を拭いて貰ったり、通りがかったおっちゃんにも手伝ってもらってなんとか綺麗に。一件落着しました。

 

そして、気づけばさとちんのバックは消えていた。

 

…はい。完璧なケチャップ強盗の手法です。

誰かが液体をかけて、グルの何人かが服を拭いているうちにスリやバックを盗む。

僕やゆうちゃん、ぽりえは知っていたので持ち物をガードしていたのですが、今回初海外のさとちんはまんまと盗られてしまいました。。

4人もいながら不甲斐ない…

 

バックの中にはカメラ、パスポート、現金、クレジットカードが入っており、そこからは大使館行ったり警察署行ったり、てんやわんや!

 

なんとか落ち着けたのは、夜になってから。

しょうがないので、皆で慰めのカレーとワインで乾杯!今日のワインは何だかしょっぱいな…!!

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南米の洗礼を感じました。

昨日はあんなに楽しかったのに……

チリ、サンティアゴに来るときはご用心下さーーい!!

 

 

day.183-184 旅人達との再会

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23時間移動だから、ご飯は飛行機の機内食みたいなのが出るんだろなーと若干ワクワクして出された朝ごはんが…これ。

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クッキー1枚とジュース1本。

(幼稚園の遠足か…?)と疑問を隠せないやしまるです。

 

しかも朝になり今までいなかった隣の席に遂に人が来てしまった。窮屈な車内。お腹はペコペコ。外から来る日光は灼熱。どんどん感覚がなくなるお尻。

 

夕方になりバスがサンティアゴに到着した時は、心底感謝した。バス、辛っ!(´Д` )バックパッカーの皆さんいつもお疲れ様です。

 
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しかし着いたサンティアゴ!!ここがチリの首都、南米最大の都市と言われるサンティアゴやー!!


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今まで人口密度0.05人とかのところから来たので、久しぶりの人混みと高層ビルに圧倒される。そして何より暑い。日中の気温は30度。ここは夏か!!(夏です)

 
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自転車を組み立て、宿に向かう。

ここサンティアゴで泊まるのは、有名宿、Hostal Tales 。ほぼ最安値だけど、汚いらしい。

 

そして行ってみると…見慣れた顔が!!

前にメキシコシティで会った西さんがそこにはいた。驚きすぎて、『お疲れ様でーす』とか『久しぶりでーす』ではなく『あれ!?なんでいるんすか!?( ゚д゚)』と言ってしまいました。

 

西さんはバイクで南米を回っていて、スペイン語がペラペラ。バイクの申請の関係でサンティアゴに連泊してるらしい。

 

なにはともあれ、再会は嬉しい!

日本から来てくれたゆうちゃん、ぽりえとも再会し、この日はパスタ&肉&ワインで乾杯!

 
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素敵な夜となりました。

 
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次の日は若干二日酔いのまま西さんをお見送り!!日本人のバイカーって海外だとかなり希少価値が高い気がします。

メキシコシティの時、タイミングが合わなくて夢を聞かずじまいだったので、今回は絶対聞きたい!!と思い、聞いてみました。

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海外での生活が相当長い西さん。

オーストラリアをバイクで回ったり、ニュージーランドで働いてたら、キャリアが多すぎて何だか遠い存在な気がしたけど、気さくで面白い方で話せば話すほど距離が縮まってく感じがありました。

 

旅してる人は皆別れる時、『また、どこかで!』と言う。旅してると、実際思いがけない所で再会することがよくあって、縁って本当に面白いなと思う。西さん、またどこかで!!

 
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この日の夜は、もう一人旅人と再会が。

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なんと、6ヶ月前にカナダのジャスパーで会ったチリ人サイクリスト、ホセとも合流、一緒に飲みに行くことに!!何という幸運だろう。

 
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 カナダで会ったときは、『チリで会えたら面白いね〜』なんて話していて、まさか現実になるとは。

チリのおすすめスポットやパタゴニアの情報を聞きながら、楽しくビールを飲む。

今回もまたいい出会いでした。

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ホセ、ありがとー!!

 

day.182 鬼の23時間バス移動、始まり〜!


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San Pedro de Atacama - San Tiago

 

チリに入国してゆっくりしたいところですが、僕には時間があまりなかった。

ななななんと、日本からはるばる大学の後輩や先輩がここ南米に来て、一緒に走る予定があるのです!!イエエェェェェエエエイィイ!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

ちなみに集合は明日。やべえ。間に合わない。ウユニと宝石の道でゆっくりしすぎました。

 
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ここサンペドロデアタカマから集合場所の首都サンティアゴまではバスが出ているので、たまには優雅なバスの旅と洒落込もうじゃないか!という事で慣れない顔でバスターミナルに殴り込むのでした。

 
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使うバス会社はturbus。おそらくアタカマからサンティアゴ抜けするバスはここしかないんでないかな。

料金はお一人様46300ペソ。日本円にして8334円。むむむ。。。まぁまぁだ。

そして、自転車の追加料金は20000ペソ。日本円にして3600円。たっけえ!( ゚д゚)

 

自転車僕の半分もかかってるじゃないか!と値段交渉してみたんですが、ダメでした。バニーちゃんももう立派な女性(設定)なのだ…

 
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『バラさないと乗せられないよ』と言われたので、久し振りに輪行状態へ。モンベル輪行袋、度重なる酷使で穴が空きまくってるんですが、片っ端からガムテープで補強してて見るも無残な姿に。自転車が入ればいいんだ入れば!!

 

バスが動き出すと、広大なアタカマ砂漠が車窓に映ります。月の谷とか、星空ツアーとかアタカマも色々面白そうだったんですけどね。まぁ、次来た時に行けばいいか。

 
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そして、心配事が一つ。アタカマからサンティアゴまでは1400キロ。移動時間は脅威の23時間。まじすか。

 

心配事はもう一つあります。夜ご飯として渡されたのはこのクッキー1枚とジュース。これ、夜ご飯です。…戦後?

 

果たして僕のお尻とお腹は持つのだろうか!?

オラ、なんだかワクワクしてきた!!

 

 

宝石の道 雨季 まとめ 改

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このルートは南米最難関と言えど、今まで沢山のサイクリストが挑み、突破してきたルートでもあるので非常に情報は多いのですが、雨季真っ只中に行ったという話はあまり聞いたことがないので、後続の自転車乗りのためになればとまとめを書いておきます。

 

あとは、一応1日ずつブログは更新しているのですが、路面状況や補給、宿泊場所について流れ上書ききれない部分もあるので、それらを抜き出して記載しておきまーす!

 

2/7 〜2/19

【ルート】

アロタ村から44キロの分岐を南下するルートを採用。その後コロラダ湖までは通常通り、その後はウトゥルンクを目指すため西へ。ケテナチコを通りコルパ湖を介して本線へ合流。その後は通常通り。ウユニからチリのアタカマまで、全行程13日の道中となった。

 

 

1日目《Uyuni - SanCristbal》90キロ

補給地点無し、風除けとなる建物はちらほら

路面状況:自転車に乗れます。途中、コルゲーションがひどい箇所あり

サンクリストバルにはホテルがいくつかありますが、なぜか満室の所が多く、四軒目でようやくテント泊させてもらえました。

 

2日目《San Cristbal - Alota 》60キロ

中間地点に集落あり。水は汲ませてもらえる。大きい建物もあったので、テント泊も可能かも。アロタでホテルに宿泊。30ボリ。

 

路面状況:良い。全区間乗れます。1日目より走りやすく、アップダウンも100mくらいの丘が一個あっただけ。

 

メルカドがあるのはサンクリストバルまで。アロタにも店はありますが、やってませんでした。サンクリで野菜、果物類を買うならメルカドの外の屋台の方が質も種類も良いです。メルカドの中の奴はほぼ腐りかけでした。

 

 3日目《Alota - Laguna Hedionda》70キロ

宝石の道初日。エディオンダ湖のほとりにあるホテルにテントを張らせてもらう。アロタから10キロで奇岩地帯、20キロでレストラン、30キロで建物があり、テントを張るならそこで可能だと思う。アロタから44キロの地点で分岐を左に曲がる。ここは特に何も標識がないので注意。

 

路面状況:宝石の道に入るまでは、自転車に乗れる。分岐を曲がるとすぐに急傾斜の坂が始まり、がれ場になっていたので押した。その後、ピークを過ぎるとLaguna canapa まではほぼフラットか下りで乗れる。カニャパ湖を過ぎて、エディオンダ湖までの10キロは砂が深くなり、時々乗れなくなる。

分岐を曲がってからカニャパ湖までは2時間、カニャパ湖からエディオンダ湖までは1時間半ほどかかった。

 

補給はなし。頼めば、ホテルで水を貰えるらしい。僕は余裕があったので貰わなかった。

 

 4日目《Laguna Hedionda- hotel tyka》40キロ

ホテルの横にテントを建てさせてもらった。この時期、雨は普通に降るのでスコールが来た時に逃げ込めるシェルターがあるのは心強い。

 

路面状況:エディオンダ湖からオンダ湖までは乗れるが一部川や段差で迂回を強いられる。自転車では通常のルートで行けないと考え、轍のないところを進んだ。

オンダ湖を過ぎて轍に合流したが、4700mのピークまではほぼ深砂で乗れない。10キロほど押して登ることとなった。途中分岐があるが、片方が川になっていたため僕は右手(西)川のルートを選択。

ピークを過ぎると砂&コルゲーションに苦しめられるが、なんとか乗れる。ピークから8キロほどでホテルへの分岐が現れる。分かりやすいので見失うことは無いと思う。

そのままホテルの横にテントを張らせてもらい、シャワーも浴びさせて貰う。水も、キッチンから貰うことができた。

 

1日の7割は自転車を押した日で、かなりしんどい道中だった。

 

5日目《Hotel tayka - Arbol de pietra 》30キロ

エドラの岩の影でキャンプ。この辺りはねずみ返しのようになっている岩が多く、風向き次第でどこでもテントを張れる。雨も防いでくれた。補給はないが、ピットトイレはあり。

 

路面状況:ホテルを出て本線へ合流した。最初の4キロは乗れるが、そこから4キロは深砂利で押すのも苦労する。100mほど標高を上げると、自転車に乗れるようになるが、砂とコルゲーションのコンボで思うようにスピードが出ない。ピエドラの前はがれ場になっており、ここも走行に注意が必要。押す期間は短いけど、なんだか不完全燃焼な気がする走行となった。

 

エドラにはツアー客が多く、3時頃まではテントを張れない。しかし、差し入れを頂いたり写真を撮ったりとそれはそれで楽しい。

 

 6日目《Arbol de pietra - Laguna Colorada 》20キロ

コロラダ湖沿いのホテルに宿泊。40ボリ。お金を払えばwifiが使えるらしい。ティエンダが近くにある。

 

エドラから8キロほどは自転車に乗れるが、ツアーの車が多いので奇岩沿いの道が無難。コロラダ湖が見えてくると下りにはいるが、本線のほうは深砂で完全に埋まるので、横のショートカットの道を通った。途中までは乗れるが、最後の2キロほどは自転車を押した。前情報によると、湖が見えてからしばらく押したという人が多いので、こちらの道の方が良いと思う。

 

コロラダ湖沿いの事務所でチケットを150ボリで購入。ここで買えなくても、先のベルデ湖沿いの事務所でも購入可能らしい。

体調も悪く、天気も良くないのでそのまま湖沿いのホテルで宿泊。

 

エドラには朝の7時からツアー客がやってくるので、もし囲まれるのが嫌な人はそれまでに撤収するか、少し北の奇岩群にテントを張ると良いと思います。

 

7日目 体調不良のためコロラダ湖沿いのホテルで休息

 

8日目《Laguna Colorada - Quetena tico 》70キロ

Quetena Tico のホテルに宿泊。30ボリで充電可能。途中でほぼ走行不可能な状態になり、たまたま通りがかった地元の方に乗せてもらう。

 

路面状況: ホテルからQuetena tico に向かうには、コロラダ湖を回る必要がある。距離を短くするなら北側を回れるが、雨の影響で泥地帯になっていると考えて、南側を選択した。コロラダ湖の展望台に向かう道をそのまま直進するとショートカットになるが、時々深砂で自転車に乗れなくなる。コロラダ湖北東の分岐点にはツアー会社の物置小屋のような建物があり、テントを張れるとのこと。

小屋から二本道が出ており、南側を行くとそのまま一本道でQuetena tico へ向かう。道は分岐から10キロ程緩い登りが続き、そこから15キロほどアップダウンを繰り返しピークは4700m程まで登る。ピークを過ぎると緩い下り坂になり、最後丘を超えると町に着く。

2日前から雨が降り続き、当日の朝も雨が降っていたというのもあるが道は川の跡のようになっており、泥の粘りも酷く、乗るのも押すのも熾烈を極めた。また雨が降ると土が緩んでコルゲーションが深くなり進みづらくなる。

結果車に乗せてもらう事となったが、奥に進めば進むほどその傾向が顕著になっていたので、雨が降った翌日は避けた方が無難。

 

ワーストロードナンバー1。でも景色はかなり綺麗です。

 

 9日目《Quetena tico - Uturunku途中》20キロ

荷物をホテルに置いて、『世界一標高の高い道』を目指す。道はQuetena tico の東側から出ており、分岐は多いがだいたいウトゥルンクへと向かっている。

 

路面状況:途中、自転車を持って進むのは不可能と考え、引き返した。雨季の今、地図上にある川はほぼ増水しており、自転車で頂上を目指すのは非常に困難である。

街を出てすぐ、川を渡る箇所があるがまずここの水が浅い所で膝、深い所で腰の高さまで水に浸かるため、早朝だと相当に冷たいはず。朝8時の段階でギリギリ渡れるかどうかの温度だった。道も、2キロほど川沿いを進むがほぼ水に浸かりながら進むので、体温を奪われる。

その後、川から一旦離れる。傾斜が急な箇所があるが、概ね自転車に乗る事ができる。そして街から8キロ進むと、もう一度川を渡る必要がある。

この二つ目の川が非常に厄介で、踏む場所によっては底なし沼になっており、一時期両足が膝まで埋まった。自転車を持ちあげながらこの川を越えるのは難しいと考え、ここの地点から引き返すことにした。

 

ウトゥルンク自体、5000mから上が完全に雪を被っているため最高到達地点の5900mまで行けるか不安であったが、それ以前に増水した川を考慮していなかった。なんとかいける所まで行ってみようと半ば強引に突破したが、川を渡る為に浅い所を探し、大幅に時間をロスしてしまった。また、ボトルを途中で落としてしまうという痛恨のミスも重なり、引き返すに至った。

 

非常に悔しい結果となった。

去年の12月にこのルートを走破した日本人サイクリストの方がいたので、なんとかして僕も到達したかったのだが、時期が悪かったの一言に尽きる。今の時期は積雪のためツアーも開催されてなく、ホテルのおっちゃん曰く、『冗談かと思った』らしい。

もしウトゥルンクを目指すのであれば、1.2.3月は外したほうがベストだと思います。

 

10日目《Quetena tico - Laguna kollpa 》40キロ

コルパ湖沿いにある廃村のような場所で、長い間使っていなさそうな物置小屋があったので、そこを拝借した。風除けとなるような古びた建物は沢山あるので、テントを張る場所には困らない。住民はいなかった。

 

路面状況:一部砂の深い区間もあるが、概ね乗れる。Quetena tico から20キロはほぼフラットで道の状態も良く、展望も良い。そこから6キロほど登りが続き、ピークは4700mに達する。この登りがかなり鬼門で、砂利が深くなおかつ宝石の道随一の傾斜を誇る(と思う)押すのも困難で、僕の場合登り開始からピークまで2時間半かかった。

登り切ると、エディオンダ湖までは概ね下り。

エディオンダ湖沿いには風除けとなるものはなかったので、テントを張るならコルパ湖まで来ると良いと思います。コルパ湖までで、Quetena tico からぴったり40キロ。

 

11日目《Laguna kollpa - Agua termas 》30キロ

宝石の道には温泉が湧いている箇所があり、無料で入浴できる。温泉の近くにはホテルや売店があり、隣にテントを張らせてもらえた。売店ではジュースやビール、お菓子を購入可能。

 

路面状況:ほとんど自転車に乗る事ができた。コルパ湖から5キロほど小さなアップダウンがあり、その後ダウンヒル。そこからはほぼフラットで、27キロ地点で宝石の道本線と合流。そこから3キロで温泉にたどり着く。

唯一注意なのが、Laguna Salada とLaguna Chalviri に挟まれた箇所。湿気が多く、地獄の泥区間と化している。それ以外は自転車から下りることなく通行可能。  

 

温泉には1時ころに着き、温泉も施設もめちゃ混みだったが、時間の経過と共にいなくなり、二時には殆どいなくなった。ツアー客が寄る朝と昼が最も混む。湯温はちょうどよく、快適。

 

 12日目《Agua termas - Laguna Blanca》45キロ

一応宝石の道最終日。ブランカ湖近くのホテルに宿泊。ホテルではお菓子やジュースを売っているのでボリビアーノが余っている場合ここで使い切ることができる。

 

路面状況:ここまでの道の中で一番良く、一度も自転車を押すことなく進むことができた。向かい風が酷く、下りでもペダルをこがないと止まるほど。この風は常に横風か向かい風として午前中から吹き荒んでいた。

温泉から10キロほどはフラットで景色の良い中を進んで行く。その後、6キロほど登りがあるが道もよく傾斜も緩い為安心して走れた。その後、ブランカ湖まで15キロほどダウンヒル。分岐を右に曲がって3キロ進むと最後の湖、ヴェルデ湖に辿り着くことができる。ヴェルデ湖からホテルへは湖の南側を通ったが少し砂が深いくらいで問題なく通ることができた。

 

全体を通してツアー車が多く、坂道やカーブでは注意が必要。といっても遮るものも無いので分かりやすいのですが。

 

 13日目《Laguna Blanca - San Pedro de Atacama 》55キロ

ホテルから12キロほどアップダウンを繰り返し、その後30キロで2000mダウンのダウンヒル。ホテルから6キロで国境に着き、出国スタンプを押してもらえる。

 

路面状況:全区間乗れます。国境までの6キロは未舗装ながら乗りやすく、チリ側に入ると即舗装路がスタートする。ホテルから12キロはアップダウンを繰り返しながら地味に登って行く。ダウンヒル中、道路の段差や石は殆ど気にならなかった。

 

サンペドロデアタカマでは『Hostal casa de sol naciente 』へ。キャンプができ、6000ペソ(約1040円)です。キッチン、シャワー、wifiあり。

お金をおろすなら、広場近くのBancoescado のATMで250000ペソ(約45000円)まで下ろせました。

 

【食料】

約10日分の食料をウユニで準備し、自転車に積載した。水は2L× 3、3L× 1、1L× 1の合計10Lを積んだ。

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食料は、ラーメン4袋、ツナ缶3つ、パスタ300gだけ余った。体調を崩したのもあり、いつもより少食になっていたのもある。米やパスタは高所だとなかなか作りにくいので、楽な即席ラーメンは重宝した。

また、ヨーグルトやジャムのような流動的な物は気圧の変化と未舗装の振動でバックの中で爆発した。可能なら、持っていかないかどうしても持って行くなら丈夫な容器に入れるなど工夫が必要。

 

水に関しては、最大10L積める容量は必要だが、必ずしも毎日10L積む必要はない。ホテルや集落で汲ませてもらったり、ツアー客から善意で頂いたりする事が多く、だいたい6Lあれば、よほどゆっくり進んだり道を外れない限り足りると思う。積めば積むほど重くなり、砂に埋まりやすくなるので道程や目的地、路面状況に応じて調整すると良いと思います。

 

【充電】

ホテルで出来るとは限らないので、コンセントがあったら即充電可能か聞いてみるのが吉です。

僕が充電できた場所は、

宝石の道に入る前だとサンクリストバルのみ、

宝石の道の中では、hotel tayka, Quetena tico 、Laguna Blanca沿いのホテル のみでした。

GPS使用で思ったよりスマートフォンを使う機会は多いので、出来る場所でしっかりしておくべし。22500mAhの大容量モバイルバッテリーは、一回使い切りました。

 

【お金】

サンクリストバル メルカド 野菜類 5ボリ

アロタ村 ホテル代 30ボリ

コロラド湖沿いのホテル 40ボリ×2

ケテナチコ ホテル代30ボリ×2

ブランカ湖沿いのホテル 40ボリ

 

宿泊費としては210ボリ使用。その他、チケットの150ボリと、各商店でジュースやスナック、トイレットペーパーをちょこちょこ買って、合計で450ボリほど使用。体調を崩したのもありホテル泊が予定より多くなったが、概ね400〜500あれば余裕を持って走破することが出来ると思う。まぁ余ったら最後のブランカ湖沿いのホテルで豪遊すれば良いと思います。

 

【天候】

砂漠だと聞いていたのだが、2月のこの時期は雨も雪も降る。天気はある程度ルーティーンが決まっていて、

午前中:ほぼ晴れ

昼:天気雨が降る

夕方:天気雨が降る

夜:ほとんど晴れ

というパターンが多かった。

雨が降るのは昼過ぎから夕方にかけてが多く、日によっては雹が降る日もあった。

また、昼から風が少しずつ吹き始め、14〜15時辺りを境にとんでもない暴風が吹き荒れる。

気温は昼間ならTシャツ一枚、夜はセーターを着るくらい。風と天気次第では昼間でもセーター着ました。

 

【参考】

この方のブログがルートも一緒でなおかつとても詳しかったので参考にしていました。

宝石の道・ウトゥルンクへの道まとめ : 沖野直嗣のだいたい自転車世界一周

 

宝石の道は過酷な環境ではありますがやはり晴れた時の景色は他にはない絶景です。

挑戦する価値は十分あると思います。

ウユニからツアーでチリに抜けることも出来ますし、自転車で時間をかけて行くのも勿論おススメです。

是非是非、自分自身のルートで楽しんでみて下さーい!!

day.181 宝石の道11 さらばボリビア

Laguna Blanca - San Pedro de Atacama 

 

雪が舞う中、国境が閉まらないかドキドキしていましたが、それも杞憂に終わりました。おはようございますやしまるです。

 

実は宝石の道初日に、雪のせいで国境が閉まって引き返してきたというツア一団に出会っており、内心ビクビクしていたんですが、

 
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この天気!!!

もう最高!ここ最近凄い!!雲がない!!うひょーー!!

 

これは国境閉まってるわけがない!

安心して最後の登りへ。

 
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ホテルからボリビアの国境までは200mほど標高が上がります。

最後くらい綺麗な道で走らせろと思っていたら、泥も砂もコルゲーションもない快適な道に!なんだこの道!本当に宝石の道なのか!?

 
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そして国境に着くと、待っていたツアー客から拍手が上がりました。ありがとう…ありがとう…

 

ここのイミグレはちょっと悪名が高く、【出国税としてお金を取られる】と聞いていたのですが、特に何も問題なくすんなりと通り、

 
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晴れて出国。

さらば、ボリビア

一つの国を上から下までしっかり縦断したのは、アメリカぶり。それだけに思い入れも深くなります。

 
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振り返ると、確かな手応えを感じる。

また来たいなぁ。ボリビア

 
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しっかり山を見納めて、チリへ。

国境を超えるとすぐに舗装が始まります。

これだよ!これこれ!とテンションが上がるも、何だか上手く進めない、、

 
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塩湖を含めれば3週間近く未舗装路にいた僕は文明の進歩について行けなくなっていたのでした。。。

 
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国境からも登りは続き、最後4600mまで上がるとそこからはダウンヒル

 
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30キロかけて2000m下がるんですが、これがまた凄い。日本じゃ考えらんないですよ、30キロほぼ真っ直ぐの下り坂なんて!!

 
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道を遮るものもないので最早ブレーキはいらず、体の上下の空気抵抗で速度を調節する感じ。ここで僕は60キロ巡行という驚異的な速度を叩き出しました。

 

サンペドロデアタカマまでは頂上から1時間足らずで着いた。果たしてここを登ったらどのくらい時間がかかるのか、想像もしたくない…ですが、振り返るとアンデスの山々が見送ってくれている。

 
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常に山と同じ高さにいたので、見上げるのはちょっと新鮮な気がします。

 
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アタカマに入ると、まずは入国審査。

パスポートにハンコが押され、そして荷物検査があります。この検査がかなり厳しく、全ての荷物をX線にかける必要があり、果物や野菜等の生物系食物があると没収されます。

僕はやばそうなのは昨日の夜全部食べたので安心でした。

 

ホテルは先人サイクリストから情報があったHostal casa de naciente へ。ここはキャンプ可能で5000チリペソ(約900円)

早速キャンプでボリビアのホテル代を越してくるという物価っぷり。あぁだから出国したくなかった……といっても、シャワーはちゃんとあったかいし、キッチンはあるし、そしてwifiがある

 

13日世界から遮断されていた結果、1時間通知は鳴り響き、気づけば250件ものメッセージが…スマホを閉じたくなった。

 

とりあえずネットは置いといて、ご飯つくろー!という事でご飯を炊いたんですが、めちゃくちゃうまーい!!

 
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標高が下がったのでもうあの芯が残った米に悩まされることはないのだ!!!

改めて感謝!!低標高に感謝!!(アタカマも標高2900mあります)

 

やっと普段の生活に戻れそう。

そして、旅はいよいよ終盤戦に突入…しそう!!

 

走行距離55キロ

 

 

 

 

day.180 宝石の道⑩ 最後の宝石


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Agua thermal - Laguna Blanca

 

強い風と日光に晒され、遂に手がミイラのようになってしまいました。まだピチピチの20代の手だとは誰が思うだろうか。おはようございますやしまるです。

 
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面白いことに、この乾ききった手、水分欲しさのあまり温泉に入ると五分でしわしわになるんです。2ヶ月アンデスに潜った結果僕はスポンジの手を手に入れました。

 

とすごいどうでも良いことを発見しながら今日も温泉に入ります。


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昨日は満点の星空を見上げながら入りましたが、今日は朝日を眺めながら浸かる!!

なんと贅沢な…!!

ほんとオアシスみたいなところです。

 
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しかし朝風呂には問題点が。

僕の体は温泉に入ることで完全にお休みモードになり、なんかすごいだるい_(┐「ε:)_

シュラフにくるまってお昼寝したい欲が爆発しそうになりました。

が!天気が良いので出発。

 

前半の分を取り戻すかのような最近の快晴続き。昨日ちょっとだけ雨が降ったので遠くまで見通せます。

 
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今日もチャリ日和だ〜と思いながら走っていると、後ろから見知った顔が。

 
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昨日温泉に三時間入りその後写真遊びをしたマサさんでした!!出発して1時間くらいで追いつかれるとは、やっぱバイク良いなぁ〜

 
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愛車を共に記念写真を撮り、夢もきいてみました。

 
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聞けばマサさん、バイク旅は今回の南米が初めてで、それまでは免許だけしか持ってなかったそう。

何か大きな事に挑戦したいと考え、コロンビアでバイクを購入。そして今は世界最南端都市ウシュアイアを目指すという超アクティブな人でした。

 

最近は、歳を取っても趣味を見つける事ができる事に気付き、色んな事にチャレンジし始めたんだとか。いくつになっても楽しむ心は忘れないようになりたいものです、ほんと。

でも、挑戦するだけではなく、普段の[生活]も大切にする。どっちも大事で、まだまだ学ぶことがあるなぁと感じます。

 

恐らく、パタゴニア辺りで再開出来るはず!

チャリとバイク、意外と共通点が多くて、話しててめちゃくちゃ楽しかったです!

また会えるのを楽しみにしてまーす!)^o^(

 
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マサさんはその後風のような速さで僕の視界から消えるのであった。やっぱバイクいいな……

 

今日は道の状態はこれまでの中でピカイチで、天気も良く走りやすいんですが、向かい風、こいつがダメだった。

珍しく午前中から風速30mを超え、砂を纏って行く手を阻む。

 
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風速30mを超えると、呼吸がしにくくなります。というか、顔にずっとドライヤー当てられてる感じ。息が吸えない。

 
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そして、トラックやツアー車が通ると砂が巻き上がり、それが全て風に乗って僕の元へ。

あっちは『イェーイ!!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎』って手を振ってくれるんですが、僕はその砂を全て受け止めながら『イ、イエーイ…』とダメージを負う。

 

何だかんだ、タダでは通さないっていう宝石の道の意気込みを感じる。でもこっちだって負けてられない!辛くとも、足は止めない。時速1キロだろうが2キロだろうが進んでやる!

気づけば、今日のピーク、4700mを超えていました。

 
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そこからはブランカ湖まで15キロのダウンヒル。やっぱり宝石の道は晴れに限る。

障害はあるけれど、それを存分に上回る景色があるんです。

 
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そして、ブランカ湖横を通り、最後の湖、ヴェルデ湖へ。

 
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長かった宝石の道も、これで終わる、そう思うと涙が出そうになる。

 
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今までの事が、まるで昨日のことのように思い出され、それがキラキラと光り、体の中を駆け巡る。

 

辛かった。
本当に辛かった。

 

雹に振られながら登った坂があった。

 

砂に足を取られながら5時間自転車を押した日があった。

 

雨に打たれて、熱を出して寝込んだ日もあった。

 

10日間、腹痛と下痢に悩まされ続けた。 

 

些細なことで苛立ち、周りに当たってしまう日もあった。

 

全てがこれまでのどの苦痛よりも上回って、それを一人で受け止めるには涙なしではいられなかった。

 

だけど、通るたびに応援してくれるツアー車の人、心配してご飯を作ってくれるホテルのおばちゃん、本当に進めなくなった時助けてくれたおっちゃん、、、また沢山の人のお世話になった。

 

何より。まるで生まれたての地球を彷彿させるその原風景の数々は僕をいつでも奮い立たせてくれた。どんなに雨が降っても、あの晴れた時の姿を見ると、ここにきてよかったと本心から思えるのです。

 
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そして、最後の宝石、ヴェルデ湖にたどり着いた時、たったひとつ揺るぎない答えが心の中に出た。

 

僕は、辿り着いた。

あの辛い日々を超えて、ウユニから12日間かけて、僕は最後の宝石に辿り着くことができた。

 

強くなっただろうか。

成長できただろうか。

答えはまだ分からないけど、僕はやり遂げた。

これだけは決して変わらない事実だ。

何か、どっしりとした手応えを感じる。

 

これからきっと、もっと辛い事も出てくると思う。そんな時、この厳しくも美しい道がきっと僕を押してくれる。そう感じずにはいられないのでした。

 
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改めて、ここに来て本当に良かった。

今言いたい事を一つにまとめるとしたら、やっぱり『ありがとう』しかない。

宝石の道、ありがとう!!

 

走行距離45キロ

day.179 宝石の道⑨ 湖を眺めながら〇〇

Laguna kollpa - Agua thermal 

 

なんと、ウユニを出て11日目、これまでずっと続いていた下痢がようやく止まりましたー!!

もうあの突発的な衝動や慢性的なトイレットペーパー不足に悩む必要はなくなるのだ…!

うおおおおおぉ!!(((o(*゚▽゚*)o)))

おはようございますやしまるです。初っ端から汚い話ですいません💩

 
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昨日もそうだったけど、今日も超快晴。

あれか、もしかしたらチリ側に近づけば近づくほど砂漠気候になって晴れやすくなってるんですかね、もう雨も降らないんですかね…!!

 
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コルパ湖から5キロほどアップダウンを繰り返し、見えてきたのはこーーだいな砂漠!

 
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赤、茶、緑、灰色と場所によって微妙に色が違うので、上から見るとまるで虹色のように見えます。これを眺めながらのダウンヒルはテンションが上がる!

 
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毎日晴れてくれたらどんなに良いことか。

進まないし、天気も悪かった前半の方なんて只の地獄でしたからね。

 

でもあの地獄を体験したからこそ、ゆっくり進むことに慣れた。今日も道の状態が良いとは言え、時速10キロも出てないんですが、それでも飽きないほどここの景色は綺麗。

 

遅いなら遅いなりの楽しみ方があると気付いてから、寧ろこのスピードでも早すぎるんじゃないかと思い初めました。

ここを歩きながら旅できたら、どんなに楽しいだろうか。あ、でも荷物持ちたくないからサポートカーありで!

 
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なんて考えながらしばらく砂漠の中を走ると、右にサラダ湖、左にシャルビリ湖と両手に花状態になります。

湖に挟まれながら走るのは景色が良くて良いんですが、勿論地面は湿気を多く含んでおり、

 
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沼地とかしていました。

でも今日の障害はこれくらいで、いつもと比べたらちょろいもんです!

 
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今日の目的地はシャルビリ湖のほとりにある、温泉!♨️

そう!温泉がなんと湧いているんです!!

この砂漠のど真ん中に!

 
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入浴は無料。

なおかつ、この展望!!

 
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エメラルドグリーンに光る湖を眺めながら入る温泉…プライスレス。

 

この温泉、皆シャワーとか浴びずにそのままドボンと入るので汚いな〜と思ってたんですが、よく考えると7日間シャワーを浴びてない僕が一番汚い。なんかよく分からないけど優越感に浸りました。

 

温泉なんて…マチュピチュぶり!!

湯温はちょうどよく、天気も良い。標高4400mでこんなご褒美が待ってるなんて、これまでの辛い日々も報われるもんです。ちなみにこの温泉は


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日本の提供でできています。

ナイス!!日本、大好きだ‼

 

そして今日のタイトルは、[湖を眺めながら入浴]だと思った方、まだまだ甘いですよ!

 

温泉といえば…これ!

ビールちゃん!!

ここでは売店でビールも売っててあああああ買うしかない‼
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夕陽を眺めながら、最高の露天風呂で飲むビール……うーんプライスレス!!

 
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正解は、湖を眺めながら『一杯』でした~~!

そして、偶然ここで会った日本人バイカーのマサさんと乾杯を。

こんな所で、そしてバイクで、お互い日本人でって偶然が重なりすぎてる、、

 
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バイクと自転車、共通点はたくさんあり、積もりに積もった話は満点の星空の下、三時間にも及ぶのでした。

 
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最後は日本の国旗と文字でシメ!

楽しいひと時を過ごせました。マサさん、ありがとうございましたー!!

 

走行距離30キロ