Camping Las Torres - Coyhaique
昨晩はずっと雨が降りしきっており、部屋泊にした事をこれ以上なく最適な判断であったと確信しました。おはようございますやしまるです。
Wifiがあるとどうしても出発が遅れてしまう。ザ現代っ子な僕達は地球の裏側でもインターネットに縛られている…とは思ってもやっぱりたのしいネットサーフィン。この日も出発は遅れに遅れて11時半に。
ここまで1週間ほど走っていて、プエルトモントからずっと一緒だったチャリダー、ベアとピットもこのキャンプ場に泊まっており、ゆっくり喋る機会があったので、夢を聞いてみました。
スイス出身の彼らは五年間世界を自転車で旅しており、これまでにヨーロッパとシルクロード、そして南米を回って来ているという。五年という歳月、そして彼らはもう60代であるという事に驚きと尊敬の念が絶えません。
旅のパートナーとして、そして夫婦として旅を続けるのは困難の連続だと思うけど、『色々あったけど何とかなったね〜〜』と気ままに話す2人を見ていると、なんだか何でもできる気がします。
2人の夢は、
『私達は正に今夢の中を走っている。五年もの間、走り続けて来たけど、出来る限り進み続けたいと思う!健康に気をつけて、夢を見続けましょう。気楽にね!』
僕も6ヶ月旅を続けて来たけど、ベアとピットほど年を取っていて、尚且つ“若い”と感じたサイクリストは初めてです。
若さとは一体なんだろう。。。
もしかしたらそれは単純な過ごした年月の話ではなく、どれだけ夢にエネルギッシュになれるかなのかもしれません。
彼らのように、歳を重ねてもなお夢を見続けたい。また一つ大きな事を学べた…気がする。ありがとう!!
なんてジーンと感動したのもつかの間、進まねば!なんたって11時半。もう昼になってしまう。
大きい峠を一つ超えると、展望台が。
そこからはチリの誇る超絶大都市、コイアイケが一望できます。
アウストラル街道中一番の大都市であるこの街、なんと地図には【首都】と書かれてあります。
首都と書いてある以上、サンティアゴ以上なんでしょう。さぞや高いビルが立ち並び、人が大勢でごった返し、お洒落なカフェやレストランが並んでいるんでしょう!!
そんな大都市、コイアイケの姿がこちら!!!
ででーん!!
はい。大都市でしたね。紛れもなく、これは首都ですわー。ええ。
とりあえず集合写真を撮り、
頂上で美味しいホットドックを食べ、
街へ。
首都なので、大型スーパーやホームセンター、アウトドアショップは一通り揃っている…のですが、なんだか久々の人通りの多さにびびってカメラを出していないので写真はゼロです。
宿泊は町外れのキャンプ場へ。
雨が降る予報だったので初の試み、ブルーシートをタープ(即席の屋根)にしてみたところ、予報通り雨が降ってきて、そして更に期待通り、しっかり防いでくれました。流石!!
天気が悪いなら食事で補う。
幸い大型スーパーがあるので、食料を買い込み、今日は(も)宴じゃーー!!
肉を焼き、ワインを飲んで、語り合う。
一見普通かもしれないけど、地球の裏側で、日本語で話せるってかなり奇跡です。
雨の日でも、4人いれば楽しいなぁ。
走行距離50キロ
合計距離10755キロ