Cusco - Checacupe
自転車を盗まれて2週間、ようやく走り出せる時が来ました!!!)^o^(
といっても時間がかかったのは移動したり観光したり諸々してたせいで、自転車自体は一瞬で見つかったんですが。寧ろ2週間の間、10日くらいは遊んでしかいない気が……
まぁ何にせよ、もう一度道に戻れるのは嬉しい限りです。南米、自転車で走ったほうが楽しそうな場所が盛りだくさんあります!
宿の皆ともお別れ。
お互いがトレッキング行ったり、マチュピチュ行ったりで皆で顔を合わせることは少なかったんですが、すれ違う度に冗談を言ったり情報を交換したりするライトな関係が心地良かったです。(後ろで髪切ってる彼はバイク乗りのおっちゃんです)
同じ部屋だったジェネミックとは最初は話しかけずらさがあったんですが、10日間も一緒にいるうちに少しずつ打ち解けていきました。彼の『ヘッヘッヘッ(´▽`)』って笑い方が個人的にはツボでした。
彼の夢は、『人生を楽しみたい。世界中を旅して、様々な環境でそこに住む人々や地球について考えていきたい』
彼は自転車だけでなく、トレイルランニングも大好きで、毎日日焼けで真っ黒になってました。
方向が同じだから、もしかしたらまた会うかも。僕がどこかで沈没していたらですが笑
そして宿を離れていざ外へ。
今日は珍しくカラッと晴天で、山も綺麗に見えます。
長居したクスコ、最初はちょっと名残惜しいな〜と感じていたんですが
実はペルーは南米で運転民度が一番低いと言われている国。
狭い道路をバスやタクシーが縦横無尽に走り回り、ウィンカー無しで急停車する。極め付けには、クラクションをこれでもか!と『パパパパパパパ!!!!』鳴らしてくる。ウインカーは出さないくせに。。。慣れない自転車と久しぶりの走行でふらふらしながらも、やっとクスコを脱出しました。
ある程度進むと、ペルーの原風景ともいえる景色が広がります。
4000m級の山脈が連なる中、とうもろこし畑が青々と実り、伝統的なカラフルな衣服を着た少し小太りのおばちゃん達が作業している。
少し目を遠くに向けると、羊や牛の群れを引導しているおっちゃん達が佇んでいます。
特に可愛いのは、子供達。
日本の旗を見つけるやいなや、『ハロー!ハポーーン!!』と満面の笑顔で手をブンブン振ってきます。
彼らはあのクレイジーな運転手やボッタクリの店主のようにはならずにそのまま純粋に育って欲しい。
久しぶりの走行は非常に楽しかったのですが、やはり前のチャリとの違和感が凄い。タイヤは太いしサスペンションがあるのでなんだかふわふわした乗心地。重心も高いので、登りの時は苦労しました。
あと、3000mを超えるとやはり酸素の薄さを感じます。階段登るくらいではなんとも無くなったのですが、自転車は別物。直ぐに息が切れるのと、回復が遅い感じがします。
まぁ、とにかく走り始めた以上、順応しなくてはなりません。自転車にも、標高にも。
今日は10ソルのホテルを見つけたので、ここで寝ます。明日もどうか晴れて欲しい。
走行距離100キロ
合計距離8835キロ