Chaiten - Yelcho lake
フェリーの硬い椅子で夜を明かした僕達。
昨日はバスの椅子がベットでした。身体はバッキバキ。疲れは取れない。
しかし、幻想的な朝日が全てを吹き飛ばしてくれました。今日も世界は美しい…おはようございますやしまるです。
チャイテンの街に着き、食料と情報を補充すると、いざ出発!!ここからはアウストラル街道、世界一の林道だ。ワクワクとドキドキと、少しの不安。宝石の道に入る前と一緒です。
といっても、チャイテンから100キロほどは舗装が進んでいるらしく、気持ちとは裏腹に快適な道が続く。天気も良く、追い風で、なおかつ久々のグループラン。
楽しくないはずがない!!
『あの山スゲーーー!!』
『この道ンギモチイイイィイィイイ!!』
『オレタチ カゼニナル』
写真も撮りまくって、皆して大はしゃぎ!
すれ違う車や人も、笑顔で手を振ってくれる。
人の少ない所では、人の優しさが際立つ。
厳しい自然環境がそうさせるのか、それとも綺麗な景色が綺麗な空気が、綺麗な心を育てるのか…はたまたその二つか。
あわよくば、そういう人達に触れることで僕も人に対して優しくありたい。そんな事も考えました。
キャンプ場では、近くの湖で釣りができます。
アウストラルでは、マスやサーモンがバンバン釣れるというので、なんとこの日のために釣竿を買っておいたのです!買っておいたのですが!!
釣り糸が絡まり、更には力一杯投げたルアーはそのまま湖に飛んでいって戻らなくなる始末。
本当はシーフードカレーのつもりだったのですが、あえなく玉ねぎだけカレーになってしまいました。た、たまには玉ねぎが主役でもいいじゃない!!
周りに光が無いため、夜には星空が輝く。星の綺麗さは標高に比例すると思っていたけど、ここの夜もなかなかです。
アウストラルの初日は非常に幸先の良いスタートを決められました。
走行距離50キロ
合計距離10370キロ