La Junta - Puyuhuapi
昨日の荒んだ夜を過ごして見た幻想的な朝は…感慨深いものがありました。
おはようございますやしまるです。今日も走ってみようか……
中央広場で野宿したんですが、現地の人からも警察からも何も言われなかったので割と大丈夫そう。というか、絶対ここで泊まったチャリダー、いる気がする!まぁそれだけ快適でした。
天気予報の感じでは、もしかしたら雨が降るかも…だったんですが、運良く僕たちの行く道だけ晴れて、山には雲がかかるという幻想的な風景が広がり、今日も快適サイクリング!
本当に、ここはどこなんだ。北海道や長野、カナダやアンデスを思い出させるような、それでいて新鮮になるような…そんか景色が続きます。
ラフンタからしばらく行くと、左手に湖が見えてくる。わー綺麗だ〜〜( ´ ▽ ` )と走っていると、
突如舗装が消えた( ゚д゚)
アスファルトが無くなるとは聞いていたけど、こんなにナチュラルに無くなるとは!もっと『ここから未舗装路始まる!注意せよ!』みたいな看板あると思ってたんですが、そんな事はなかった。
これまでのアップダウンにそのままオフロードが加わり、瀕死になる僕ら。傾斜も急だから、一つ坂を超えるのも精一杯!!
ボリビアに比べたらなんて事ない道なんですけどね、僕も弱くなったもんだ。
途中であったドイツ人チャリダーの二人!
僕達が目指している700km先のエルカラファテから、4週間かけてここまで来たらしい。時間とお金をかけて、ゆっくりブラジルまで回っているらしい。
この旅が始まって、一つ難しいのは時間の制限があること。ここいいなぁ、もっといたいなぁと思った時が何度あったことか。このアウストラル街道も、本当なら一日20.30キロくらいで走行を止めて、山や湖のほとりでゆっくり過ごしたいけど、なかなかそれは出来そうにない。
もし、もう一度世界を自転車で旅することがあれば、その時は時間に左右されない旅がしたいなぁと思います。制限があるのもメリハリがついていいけれど、いつかは必ず。
彼らと別れて、未舗装の道を走る事10キロ、目的地のプユアピへ。もっと先に行こうか迷ったんですが、この街の雰囲気が良く、天気も崩れそうだったのでここに泊まることに。
商店がいくつかあり、品揃えも豊富で値段もラフンタより安い気がします。街に飛んでるフリーwifiもめちゃくちゃサクサクだし、インフォメーションセンターのお姉さんも面白いし。湖も綺麗で、良い街だーー!!
泊まって所はCamping Adhonai という湖沿いのキャンプ場。キャンプ場といっても、屋根がある所でキャンプができ、ガスキッチン、ホットシャワー、wifi付きでお値段なんと1人4000ペソ!(720円)昨日の宿で言われた10000ペソは一体何だったんだ……宿のオーナー夫婦もとても優しく、濡れた衣類も乾かせるし最高!
時間があったので、湖で釣り。僕のルアーはあえなく飛んでいってしまっているので、今日の晩ご飯はぽりえの釣りにかかっている…!!
のですが、まぁ釣れなかった。なかなか難しいですね、釣りって。
とりあえず、今日もご飯はカレー!!贅沢に牡蠣の缶詰を入れたら、超うまいシーフードカレーになりました。このルー、サンティアゴのホテルタレスで部屋に埋まっていた賞味期限1年切れた奴なんですが大活躍。キャンプでカレーはマジで美味い。
そして今日も今日とてチリワインで乾杯!!夕日に染まる空を見上げながら、疲れるけど充実した日々を振り返るこの時間が一日の中で一番好きだ。明日も良い日になりますように!
走行距離45キロ
合計距離10505キロ