飯とカメラとアウトドア 

家にいるとソワソワする。外に出ると家が恋しくなる。何をしていても落ち着かない、社会人のブログ。

追憶の石垣島 *3 レンタカーでAROUND石垣島 前編

 

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空港を降りて向かった先はレンタカー屋さん.

ここで島に滞在中の4日間の足となる車を借ります.

 

レンタカー屋さんはいくつかあるけど,選ばれたのは「WBF」のデミオ君でした.

単純に値段が安いのもあるけど,保証や整備がしっかりされているらしい.

 

 1日目はほぼ買い出しと宿までの移動で終わってしまったので,2日目は1日かけてぐるっと島を一周することにしました.

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石垣島はてっきり一周30kmぐらいの小さな島だと思っていたのだけど,実は100km以上ある,それなりに大きい島.なので運転手を交代しながら,見どころを反時計回りに周っていくことに.

 

朝は恒例の「オニササ」で始まる.これがないと石垣の朝は始まらない.

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その後,まずは釣りがしたい!という男性陣の要望のもと,「海の総合スーパー 島」で釣り竿をレンタル.

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https://yaimatime.com/shops/2715/



 

ちなみに今回の旅行は男子3人,女子2人のため,多数決的に男性の意見がより多く採用されることとなる.

釣り竿の値段は1日1200円で餌まで付いてくる.

 

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レンタルした場所のすぐ横には堤防があり,小さな小魚はたくさんいるためそのまま釣りすることが出来る.

 

海はすでに透明度が高く,波がなければそこまで見えるほどクリア.港と言えばゴミが浮いていて水は汚れて泡立っている...というのが当たり前だった僕にとってはかなりの驚きでした.

 

ちなみに一時間を粘った成果と言えば,,,

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その後,近くの商店街のお姉さんから聞いた景色がめちゃくちゃ綺麗なアイス屋さんがあるという情報を聞き,車を走らせる.

 

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どこまでも広がる青空と,ヤシの木が生えている道を走るなんて.

まるで思い描いていた通りのザ・南国な景色を横目に進んでいく.

 

途中手作りの看板が見え,右手に曲がるとけもの道のような細い道につながる.そしてその先をしばらく走り続けると,急に視界が開けて,目の前に海が広がる.f:id:remaker314:20200401145804p:plain

 

お姉さんに教えてもらった「のばれカフェ」に到着です.

 

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主要道路からは外れているので,恐らく教えてもらわなければいけなかったと思う.

 

人もまばらにしかいなく,このロケーションを僕達だけで共有できたのは本当に運が良かったと思う.

この景色の中飲むジュースがおいしくないわけがない( ゚Д゚)

 

しかもこの麓の海には歩いていくこともできます.

 

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森の先にあるのは,先ほど港で魚を釣っていた海とは比べ物にならないほどの透き通る海.

 

あの港も十分綺麗だったのだけど、石垣島の本気を垣間見れた気がする…

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雲一つない快晴のもと,聞こえてくるのは波が静かに押し寄せてくる音だけ。

 

こんな状況で、僕達しかいない海岸で過ごす時間はとても貴重なものに思えました.

 

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さらに,僕たちはこの先でもっと魅力的なビーチに出会うこととなる.

 

今日はここまで.

アディオス!\(^o^)/

 

 

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●ライター:やしまる

自転車総合メーカーのサラリーマン。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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Twitter : remaker314

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●Mail: kenya8bycycle@gmail.com

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追憶の石垣島 *2 オニササとかいう神グルメ

 

「オニササ」というものをご存じでしょうか.

それだけで聞くとまるで植物や動物の名前のように聞こえてしまいますが,れっきとした食べ物の名前です.

 

石垣市の中心部にある個人スーパー,「知念商会」で販売されている商品で,ここ石垣島で一日平均1000個売れるという.果たして一体どんな食べ物なのだろう...

 

期待と好奇心で朝一に行ってみました.

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https://www.athome.co.jp/vox/series/life/12066/pages2/

こちらが知念商会.

青い屋根でおそらくすぐ見つけられるはず.駐車場もあります.

 

そして先に紹介すると,これがオニササ.

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なんだこの汚い生ごみは,と思った方も多いかもしれない.

そう,オニササとは「おにぎり」「ささみ(の揚げ物)」を袋の中でドッキングさせて食べるという,超ド級B級グルメだったのです.

 

 

作り方はいたって簡単.

入り口の近くにある揚げ物から好きな揚げ物をチョイス.

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定番のささみの他にもスパムやハム,アジあどの魚のフライもある.チーズオムレツなんかもあった.




そして揚げ物の横にはおにぎりオーナーもあり,そこからおにぎりをチョイス.

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(まだ食べ物の形をしている...)

そして,マヨネーズやソースをかけて,会計を済ませたら,

 

渾身の力を込めて握りつぶす!!!

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そうして出来上がったのがこちら.

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先ほどの生ごみ食べ物です.

 

しかし,この食べ物,なかなかどうしておいしいんです.

 

揚げ物は揚げたてでサクサクしており,朝でもペロッと食べられるくらい脂っこくない.そこにおにぎりがいい塩梅の塩気としっとりさを持っているため,口の中で触感の変化が楽しめます.

 

しかも揚げ物は20種類以上あり,好みの組み合わせを楽しむことが出来ます.

僕のおすすめは「ささみ」と「チーズオムレツ」と「じゅーしーおにぎり(炊き込みご飯)」.それに「揚げハンバーグ」なんかもトッピングしてましたね.

 

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食べかけで申し訳ない


このメニュー,島の高校生が考案したんだとか.

見た目はどうあれ,おいしく,手早く,そしてボリュームもあるので学生にはぴったりですよね.皆さんも石垣島に来たときはぜひ「オニササ」をお試しあれ!!

 

ちなみに僕は好きすぎてお代わりや揚げ物を頼みすぎたせいで,顔がテカテカになりました.

 

今日はここまで.

アディオス!\(^o^)/

 

 

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●ライター:やしまる

自転車総合メーカーのサラリーマン。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。カレーづくりが好き。

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追憶の石垣島 *1 星降る夜に

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飛行機を降りると,ふわっとした熱気と,まだ冬を感じさせる涼しい風が,住んでいた長野とは違うことを知らせてくれた.

僕は本当にこの石垣島に来たんだ.

 

 

 

大学を卒業する前,僕は大学とバイト先の友人4人と石垣島に旅行に行った.

よくある卒業旅行だが,やはり旅行というのはワクワクする.

 

少し大きめのザックにカメラと着替え,洗面用具を放り込み意気揚々と格安航空のピンクの車体に乗り込むと,どこか懐かしい気分になった.

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そもそもなぜ石垣島に行こうとなったのか.

これは完全に運とノリである.

 

「卒業旅行はどこに行こうか?」

そういってみんなで家に集まり,bgm代わりに付けたYoutubeの一番上の動画がたまたま石垣島だった.ただそれだけの事.

 

なんとなく,行ってみたいなとはずっと思っていた.

でも沖縄本島屋久島,竹富島と,日本の離島には他にも魅力的な場所は多々ある.

まさか本当に行くことになるとは.

 

ただ,テレビの画面に映るコバルトブルーの海は,それだけでも十分に僕達を魅了するだけの力があった.

 

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飛行機に乗って,気づいたら眠っていたようで,ふと窓から外を眺めると,ちょうど石垣島の上空を飛んでいる最中だった.

 

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「おおー!スゲー!!」

思わず大の大人が声をあげてしまうほど,その海は,まさにYoutubeで見ていた通りの青さ.

僕が見てきたカリブ海の青とも,カナダの絵具を溶かしたような湖の青さとも違う,透き通るような青さだった.

 

早く飛行機を降りて一刻も早く島の雰囲気に触れたい気持ちを抑え,下船する.

 

 

飛行機から降りた瞬間,ふわっとした熱気と,まだ冬を感じさせる涼しい風が,住んでいた長野とは違うことを知らせてくれる.

ああ,本当にこの石垣島に来たんだ...

 

 

この日の予定は特に何も決まっていない.

皆で待ち合わせをし,スーパーで食材を買い,AirBnBで予約した部屋へと向かう.

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この時期はまだコロナウイルスの影響は少なく,僕達の他にも観光客は多かったため,家で調理することにした.

ちなみに作ったのは八重山そばゴーヤチャンプルー.皮肉にも地元の料理を味わう前に自分達で作ってしまった.

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夜ごはんが済んだ後は近くの海に行ってみることに.

昼間に見えたあの透き通る海を少しでも見てみたかったのだと思う.

 

夜の海はとても静かで,風一つなく,穏やかだった.

海沿いを散歩したり,貝殻を拾ったり,魚を捕まえようとしたり.

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それぞれがそれぞれの思うように楽しい時間を過ごしていた.

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ふと上を見上げれば,そこには満点の星空が.

 

ふるさとの長野の星空と並ぶくらい綺麗な星空を眺めながら,夜はしっとりと更けていった.

 

 

今日はここまで.

アディオス!\(^o^)/

 

 

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●ライター:やしまる

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大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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卒業と飛行機の搭乗口

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先日卒業式の日を迎え、無事卒業することができました。

こんなに好き勝手にやっていた僕のような人間でもなんとか卒業することができ、もう本当に感謝の気持ちしかありません。

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大学はよく『ただの箱』だと言われます。

 

 

学歴で就職のレベルもその後の人生の幸福度も変わってきてしまうという話も昔はありましたが、

 

 

今はちょっと変わってきて、どこの大学に入るか、よりどこの大学で何をするか、の方が重要視されてきているらしいですね。

 

 

僕は長野の信州大学に在籍していたのですが、この大学に入った理由は『最強のサッカースパイクを作るため』でした。

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国内では唯一の繊維学部が信州大学にはあり、そこでは様々な繊維に関する研究を行っています。

 

スポーツ系に就職したいと思っていた僕にとっては、ウェアや繊維製品を研究できるこの学部はかなり志望理由とマッチしていた最適な学部だったと思います。

 

結局、サッカーよりもアウトドアスポーツの方が好きになってしまったので、その夢は今はもはやないのですが笑

 

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長野に住んでいて、自然は他のどこと比べても別格だと感じました。

渋峠上高地、美ヶ原、そしてアルプスの山々に囲まれた街はカナダで言えばバンフ、

アルゼンチンでいえばエルカラファテのような、立派な山岳観光都市に匹敵する魅力を持っていると感じます。

 

 

長野に初めてきた時は『なんだこの田舎は』と思いましたが、今ではこの環境がたまらなく好きになりました。

 

 

そういった意味では、ここ信州大学の『箱』はかなり僕にとって優秀な箱だったのではないでしょうか。

 

下手に都会に行くより、ずっと有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

 

 

そのような環境から出ていくことは、とても寂しいですし、少し悲しいです。

ずっとこのままでいられればいいのだけど、きっとこのままでは成長できないから。

 

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卒業のこの感情と、海外に行く時の搭乗口を通る気持ちは似ているかもしれません。

 

空港まではお見送りの家族や友達が来てくれるかもしれませんが、搭乗口のゲートを通ると、そこには自分しかいません。

 

全ての責任は自己にあり、自分の動き方次第で自分の運命が決まる。

今まで自分がいた『安全地帯』から、49%の不安と51%のワクワクが入り混じる危険地帯へと飛び出していく感覚。

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慣れない環境にきっとこれからも悩んだり、悲しんだり、疲れたりするでしょう。

いつもは周りの人達がらそっと力添えをしてくれていました。

 

 

これからは自分も誰かの支えになれるように生きていきたい。

まだできないけれど、徐々にそういう力をつけていきたいと思っています。

 

 

 

ということで大学を卒業し、これからは大阪に住みます。大阪のイメージは怖い人達とたこ焼きのイメージしかないのですが、住めば都の言葉を信じて何とか生きていこうと思います。

 

これまで会ってくれた皆さん、ぜひ大阪に遊びに来てください。美味しくて楽しい店を見つけておきます。

 

逆に大阪に住んでいる方々。そんな店を教えてもらえると嬉しいです。

 

それでは、またどこかでお会いしましょう\( ˆoˆ )/

 

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●ライター:やしまる

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大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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熊野古道のおすすめスポット4選!

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先日東京で大食いの店に行ってみました。

チャレンジしたのは餃子100個を1時間!

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結果は……成功!!

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厳しい戦いでしたが、なんとか50分で食べ切れました。

ここで勝つと、餃子代4800円が無料になるだけでなく、なんと!!1年間餃子二皿が無料になります。

一年くらい餃子食べたくないですけどね。

 

 

餃子の話は置いておいて、熊野古道でここは良かったな〜ってポイントを書いておこうかと。

体力的や時間的に、全部歩くのが難しい人は多いと思いますので、よかったら参考にしてみて下さい。

 

 

継桜王子

 

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■滝尻王子から東に20キロほど、バスでもアクセス可

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熊野古道沿いに存在する九十九王子(くじゅうくおうじ)の一つで、鳥居とその後ろに樹齢800年の杉の木が生えているのが特徴です。

 

王子とは、主に12世紀から13世紀にかけて、皇族・貴人の熊野詣に際して先達をつとめた熊野修験の手で急速に組織された一群の神社をいい、参詣者の守護を祈願するものです。神社と休憩所が一体化したようなものですね。

 

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樹齢800年の杉の木は環境的な理由からか、南向きに枝が伸びており、『一方杉』と呼ばれています。ちょうどこの枝の先に那智大社があるため、神聖な場所とも言われています。

 


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吸い込まれそうになる鳥居がとても魅力的なスポットです。

 

大斎原(おおゆのはら)

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本宮大社から川のほうに降りていき、林を抜けた先に見えてくる、日本一大きい鳥居です。

 

もともとこの周りには4つの社殿があったそうですが、明治時代の大洪水によって鳥居以外は流されてしまったらしい。そのため、残された大鳥居だけがポツンと存在しています。


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しかしその大きさは道中の展望台からも確認できるほど。初めは小さく見えていた鳥居が、目の前にすると圧倒されるほど大きく、感動すること間違いなしです。

 

鬼ヶ城

 

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伊勢路の途中、熊野市の北にある景勝地

海岸に沿って1キロほど続く隆起と風化と波の浸食によってできた形は、まさに自然の芸術といえる風貌です。

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東向きのため、朝早く行けば朝日を見ることもできます。奇岩がだんだんと陽の光に照らされて立体的になっていく様子は一見の価値ありです。
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あと一つ注意点としては、どこを撮っても絵になってしまうので、思ったよりも長居してしまうこと。30分くらいかなと思ってたら気づけば1時間半いました。
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ぜひ余裕を持って計画を。

 

便石山

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馬越峠から西に尾根線沿いに1時間半ほど歩くと辿り着ける超絶絶景スポット。

『象の背』と呼ばれる一枚岩からは尾鷲湾が一望でき、360度パノラマの景色を眺めることができます。
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山の緑と海と空の青色のコントラストがとても美しいですね。

馬越峠から向かうとかなりタフなルートになるので、時間がない方はキャンプ場から登るルートがおすすめです。


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熊野古道世界遺産の一つでもありますが、トレッキングルートとしても気軽に楽しめる場所でもあります。

ぜひ一度『祈りの道』を歩いてみてはいかがですか?

 

 

今日はここまで。

アディオス!\( ˆoˆ )/

 

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●ライター:やしまる

理系大学院生、来年3月から大阪に引っ越しします。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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ワニの死で考えさせられたこと

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『100日後に死ぬワニ』という漫画をご存知でしょうか?

 

ワニやネズミなどが人間のように暮らしているほのぼのとした四コマ漫画です。

Twitterでは毎日7時に更新されていたようですね。

 

かなりの反響を呼び、テレビやニュースでも取り上げられるほど注目されていたワニの様子ですが、ついにその100日目が先日訪れました。

 

普段は何気ない日常を過ごしているワニですが、最後もあっけなく亡くなってしまいます。

 

本当に死んでしまうのか、実は主人公ではないワニが死んでしまうのかなどの色んな説が浮上していましたが、特にひねりもなく、まるでそれが日常であるかのように当たり前になくなってしまいました。

 

 

僕は1日目から毎日読んでいたので、いざ亡くなってしまった後の喪失感はかなり大きいです。

死んでしまった悲しみもそうだけど、これ以上あの作品が読めなくなるのかという寂しさのほうが大きい。

 

ワニのありふれた日常は自分にも当てはまりそうなくらい当たり前の日々だったので、、、

 

そんな時間も一瞬でなくなってしまうようなことは、実際にもあるけれど、やっぱり受け入れがたい。

 

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最近はコロナウイルスの影響で大きく日常は変化しています。

ワニの連載が始まった100日前の12月には、今のような状況になってるなんて誰が予想したでしょう。

100日もあれば人も生活も環境も、大きく変わることは十分にあり得るのだと改めて実感しました。

 

 

だからこそ、今を生きる自分たちは今を生きなければいけない。

いつ来るかは分かりませんが、昨日よりも今日は確実に死が近づいています。

 

いつかやりたい、なんてことは死ぬまでに絶対にやらなければいけない。なぜならいつ死ぬかなんて分からないから。

 

仙台に住んでいた時、3.11の地震で生活の全てが崩壊しました。

家は半壊、水もガスも使えず、電気のない生活を体験してから、やはりやりたい事は今しなければいけない、という想いが強くなりました。

 

 

作者の意図はどうあれ、今回の件は時間や死生観について考える良いきっかけになりました。自分も100日後にはどうなっているかな。

 

とりあえずできることから。

100日後に腹筋が割れるようになりたいですね。

 

 

今日はここまで。

アディオス!!\( ˆoˆ )/

 

熊野古道の歩き方

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個人的に忙しい時期が重なり、1週間ほど何も更新できない日々でした。今は長野に戻り、少し落ち着いた生活をしています。

 

まさか引越しのために大阪と長野を2往復するのは思いませんでした笑 このシーズンはやはりどの引っ越し屋さんでも高くついてしまうので、出来るだけ早めに予約するのが必要ですね。

 

そんなことがありつつ、忘れないうちに熊野古道についてまとめておこうと思います。もしこれから行く人がいれば、参考になりますように。

 

ルート

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全てのルートを合わせると1000kmを超えるという熊野古道を全て歩くのは難しいので、日程や行きたいところに合わせていくのがおすすめです。

 

大きく分けると、

・山の中を歩いていく中辺路

・海沿いを歩く大辺路

・高尾山に向かって登っていく険しい小辺路

・中辺路から三重の海沿いを歩く伊勢路

に分かれます。

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僕は今回中辺路と伊勢路の一部を歩きましたが、おすすめはやはり中辺路です。

 

真っ直ぐに伸びる杉の木と神社のコンビが美しすぎます。

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情報が多いのと、道も整備されているので一番歩きやすく、アクセスも良いと思います。

バスを使えば土日で行き帰りも可能なので、ぜひ初めての方には行ってもらいたいな。

 

アクセス

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基本的には大阪や三重、和歌山までバス、飛行機、電車で行って、そこから路線バスで各ルートの起点に向かうことが多いと思います。

 

路線バスは便は少ないものの、かなり熊野古道に沿って張り巡らされているので、時間がない場合はある程度バスで進んだり、きついところだけをスキップするのもアリだと思います。

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1日に四本しか来ないところとかもあるので時間には注意しましょう。

 

僕は

長野→大阪(高速バス)

大阪→紀伊田辺(電車)

紀伊田辺→滝尻王子(路線バス)

 

道の駅くまの→新宮大社(舟下り)

 

新宮市→熊野市(電車)

 

熊野市→尾鷲駅(電車)

 

尾鷲駅→伊勢市(電車)

 

で移動しました。今考えるとかなりの区間歩いていないな……

 

宿

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熊野古道世界遺産なので、基本的に野宿はアウトです。例外的な状況も含めるとかなりグレーゾーンですが、少なくとも大っぴらにテントを広げることは難しいです。

 

幸い10km間隔くらいで町はあるので、半日歩ければ宿にたどり着くことはできます。

 

値段は大体3000円〜5000円ほど。宿によりますが、キッチンがついているところは少なく、宿にご飯コースが付いていることが多いので、自炊したい人はコンロやバーナーがあると便利です。

 

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ハイシーズンだとかなり混み合うことが予想できるので予約していくことがおすすめです。

 

僕はairbnbとbooking.comと予約しましたが、場所によっては電話予約のみのところもありました。山奥では電話もつながらない場所があるので、やはり早めに予約しておくのが吉ですね。

 

 

服装

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僕が行った3/4〜10の間は最高気温18度、最低気温2度ほどでした。夜はやはり山なのでかなり冷えます。

 

日中は長袖の上下インナーに半袖短パンの格好でちょうど良かったです。

風があるときはそれ+ゴアテックスのジャケットを着るくらいでした。

 

夜は割と冷えるので、ヒートテックを着た上に長袖長ズボンを着る感じですね。

 

晴れたときなんかは半袖短パンでいた時もありましたが、関西にしては少し寒い寄りで服装を考えると良いと思います。
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お金

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大体1週間いて、全部宿泊、昼ごはん以外は自炊で過ごしたところ、

およそ50000円弱ほどかかりました。

 

テント泊できればもう少し抑えられたかもしれませんが、大体このくらいかかるのではないでしょうか。1万五千円ほど交通費でかかっているので、1日あたりは5000円ほどでしょうか。

 

スタイルにもよりますが、そこまで物価が高いとかは感じませんでしたね。

 

 

持ち物

 

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・下着 ×2

ヒートテック上下 ×1

・靴下 ×2

・半袖 ×2

・短パン ×1

・長ズボン ×1

ゴアテックス上下 ×1

・ガスバーナー

・コッヘル ×2

・洗面用具

・充電機系(モバイルバッテリー等)

・ミラーレス一眼

・三脚

・GoPro

 

・食糧(チョコレート、クッキー等の行動食+パスタやラーメン等の昼ごはん)

・水700ml

 

基本的に

2日分の歩く服を交互に着回している感じで、荷物は極力減らしていきました。

 

ガスバーナーは宿にキッチンが付いていないことが多かったので割と使う機会はありました。道中の昼ご飯時にも温かいコーヒーや食事を取ることができるので、余裕があればもっていくといいと思います。

 

食料は昼ごはんと行動食くらい。宿に泊まるので朝晩は宿で作っていました。思いの外水を補給できるところが少ないので、夏場は1.5Lほど水分をもっていくといいと思います。小川はあるのでグレイル等の浄水器もあれば便利だと思います。

 

 

 

これ以上書くと少し長くなるので、続きは明日にしようかな。もし必要な情報が有れば言ってもらえれば書きますので、コメントください。

 

今日はここまで。

アディオス!!\( ˆoˆ )/

 

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●ライター:やしまる

理系大学院生、来年3月から大阪に引っ越しします。

大学3年生の夏休みに自転車で日本を縦断、その後大阪-長野間ブルベやバリ島一周を経て、大学院1年時に休学し自転車でアメリカ大陸を縦断。その後アイスランドを経て10カ国約16000kmを走り、帰国後は報告会や展示会を開催し、主に自転車旅で得た経験を伝達しています。プリンづくりが好き。

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